NHK大河「豊臣兄弟!」異例の“家康回” ラスト“徳川四天王”が揃い踏み 第34回ネタバレ第35予告
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(毎週日曜総合20時~BS、BSP4K18時~)9月6(日)放送の第34話「最強のライバル」では家康(松下洸平)が覚醒、ラストに榊原康政(栗原類)ら“徳川四天王”が初お目見えした。小牧・長久手の戦いが描かれる9月13日放送の第35話「長秀誕生」では山田涼介が三好信吉役で大河初登場。放送予告動画は番組ホームページで視聴できる。
大河ドラマ65作目となる「豊臣兄弟!」は豊臣秀吉(池松壮亮)の弟・豊臣秀長(仲野太賀)を主人公にした“下剋上サクセスストーリー”。貧しい農家に生まれた豊臣兄弟が、織田信長(小栗旬)に仕え、戦国の荒波を生き抜く姿を描く。やがて天下統一へと向かう道のりを、兄・秀吉を支え続けた秀長。名補佐役として後世に名を残す“影の力”に光りをあてる。
9月6日(日)放送の第34話は、秀吉最大のライバルとなる家康の苦悩に満ちた半生が描かれる異色の“家康回”。今川家で人質となり、信長に仕えてからも苦渋を飲まされてきた家康。「奪われたくなければ、奪う側になるしかありませぬ。」忠臣・石川数正(迫田孝也)の言葉に、ついに家康が覚醒する様子が描かれた。
ラストでは、秀吉との戦に備え、徳川家臣団が集合。その中には“徳川四天王”と呼ばれる酒井忠次(天野ひろゆき)、本多忠勝(夏生大輔)、榊原康政(栗原類)、井伊直弼(阿久津仁愛)の4人が出そろい、いよいよ小牧・長久手の戦いへと挑むこととなる。
9月13日(日)放送の第35話では、秀吉と対立を深める信雄(山脇辰哉)が、家康の後ろ盾を得て挙兵する。見どころは大河初出演となる、山田涼介が三好信吉(秀次)の登場だ。今後、豊臣兄弟の間に生じる確執の中で、暗躍するプリンスという役どころだが、大河初出演の山田涼介の活躍に注目が集まっている。
■信雄の三家老惨殺事件
天正12年(1584年)に、小牧・長久手の戦いに通じる衝撃的な事件が起きた。信雄が自分の家老のうち、秀吉のスパイとして岡田重孝、浅井長時、津川義冬を誅殺した「三家老惨殺事件」。
しかし実際は、信雄が秀吉との戦いに踏み切るための口実だった、秀吉が裏でそうなるよう仕向けていた、など言われているが、この強引な粛清が、今後の小牧・長久手の戦いの引き金となったとされている。
第34話では、苛立つ信雄を津川は能面をつけ道化のように動き、落ち着かせる忠臣として描かれたたが、その後、秀吉と内通していることを疑われてしまう。信雄は家康の指示で津川を背後から襲わせ惨殺。異例の“家康回”は、鳥も殺せなかった弱い家康がついに覚醒し、信雄の家老惨殺事件を裏で操っていたという衝撃ラストで幕を閉じた。
■第34話ネタバレ
自ら政治を動かすようになった秀吉は、その権威の象徴として、絢爛豪華な大阪城を築城。諸大名たちがあいさつに訪れる中、家康だけは関東平定を理由に姿を見せなった。家康の代わりに訪れた石川数正に、秀吉は家康に関東惣無事を任せたいと提案する。
一方、家康は伊豆の北条氏政(谷原章介)の元を訪れ、総無事を任された旨を伝えた。氏政は、秀吉が気に食わない様子で、徳川が立つならいつでも味方になるという。さらに信雄が家康に接近。信雄と組めば大義名分の元、羽柴を討つこともできるが、家康はその誘いには乗らなかった。
また、助けを求めてきた信雄の誘いも拒絶。信雄は「この腰抜けめ!」と罵ったが、信雄の重臣・津川雄光(早瀬栄之丞)は「これで殿も、頭を冷やされることでございましょう。」と家康に感謝した。雄光は“ひょっとこ踊り”で信雄の気を紛らわすのだった。
信雄と別れた後、「よくぞ耐えました」という数正に、家康は「すべてはわしとお前の志のためじゃ。」とひと言。ふと庭の小鳥を見つけると、苦難に満ちた半生がよみがえった。
天文16年(1547年)駿府にて今川家の人質だったころ。竹千代(のちの家康)は竜王丸(のちの今川氏真)から剣術の稽古と称し折檻を受け、氏家からは大事にしていた小鳥を殺せと命じられる。数正は「奪われたくなければ、奪う側になるしかありませぬ。今はまだその時でなくとも、いつの日か、あなた様が武家の頂に立つのです」と励ました。
その後、織田に仕えた家康は、武田との密通を疑われた際、信長の命により妻子の処刑を決断。いくつもの耐えがたい苦境を経て来た家康だが、秀吉に会うため茶会に出席することにする。
小一郎と秀吉は、家康の子を養子に迎えたいと申し出る。家康は、出会った頃は何を考えておるのかさっぱりわからなかったが、今は手にとるようにわかる、と痛烈な皮肉を放ちながら承諾した。しかし、長丸(のちの徳川秀忠)が毒草をつかみ「これで、父上を泣かせた敵を殺してくだされ」と訴えるので、家康は「もう誰にも従わぬ。あとはこの父がやる!」と方向転換。
信雄と家康が面会したことが秀吉側に流れたとし、信雄は容疑がかかる雄光を騙し討ちに。信雄の背後についた家康は、数正から「いかがです?奪う側となられたご気分は」と言われても「もっと高揚するかと思うたが、それほどでもない」と飄々とした様子。
酒井忠次、本多忠勝、榊原康政、井伊直弼の重臣たちが揃う中、家康は「信雄様の意を受け、逆臣羽柴秀吉を討伐する」と宣言。数正との約束から耐えに耐えた苦節29年、ついに家康が立ち上がるのだった。
■第35話あらすじ
家康の後ろ盾を得て、信雄が挙兵。小牧山城に籠城する徳川軍に対し、恒興(堀井新太)は敢えて岡崎を攻め、城からおびき出す策を提案するが・・・。かつて宮部家の養子となった、とも(宮澤エマ)の子・三好信吉(山田涼介)が作戦の大将となるも、徳川軍の奇襲で羽柴軍は大敗。戦が各地に広がり、膠着状態に陥る中、小一郎は、長秀のある言葉に現状打破の糸口を見つける。
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」は2025年1月4日(日)から放送開始。総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:八津弘幸、出演:仲野太賀、池松壮亮、吉岡里帆、浜辺美波、白石聖、坂井真紀、宮澤エマ、大東駿介、松下洸平、山口馬木也、宮崎あおい、小栗旬ほか。番組公式Xアカウントは「@nhk_toyotomi」。
◇大河ドラマ「豊臣兄弟!」番組公式サイト
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