荒木町で発生した20年前の殺人事件はまだ終わっていなかった…原作は直木賞作家、佐々木譲の小説『地層捜査』！孤高の刑事に松重豊、鉄の女に山本未來が扮して未解決事件に挑む「警視庁特命刑事☆二人」の第2弾「新宿・荒木町コールドケース」が、テレビ東京「水曜ミステリー9」にて明日1月25日（水）よる7時から放送！番組公式サイトにはドラマ予告動画が公開されている。

原作の『地層捜査』は、『廃墟に乞う』で2012年直木賞を受賞した佐々木譲が、警察小説の"型"を壊したいと意気込んだ作品。まず、これまであまり書かれすぎていない魅力的な町を舞台にしたいと、かつて花街だった"荒木町"を選んだ。『地層捜査』というタイトルが示すように考古学者が堆積した地層をはぎ取るようにして化石を探すように、一つの町を深く掘り下げていく。
また、相棒＝バディも、これまでよくある若い刑事と年老いたベテラン刑事、知的な刑事とハチャメチャ刑事が次第に師弟関係や友情関係を築いていくのではない。2人は組むけれど、最初から対立。お互い出し抜いてやろう、と思いながら事件解決に挑む。ドラマではこのコンビを「孤高のグルメ」の松重と、今クール「就活家族〜きっと、うまくいく〜」（テレビ朝日、木・21時～）に出演している山本が扮する。
本作は、2015年に第一弾「代官山コールドケース」が放送され孤高の刑事と鉄の女をハードボイルドに魅せてくれた。

明日放送の第二弾では、松重扮する孤高の刑事・水戸部裕が、警視庁日暮里中央警察署刑事組織犯罪対策課強行犯捜査係から警視庁特命課に異動。山本扮する朝香千津子も、警視庁捜査一課第6強行犯捜査性犯罪捜査第2係から警視庁特命課に異動。新たに特命コンビとして未解決事件に迫る。ちなみに、二人の階級は、松重が警部補で山本は一階級下の巡査部長。

捜査一課長の山岸亘役には宅麻伸、その他にも、益岡徹、皆川猿時、国生さゆり、眞島秀和、高橋かおり、伊東孝明、ビートきよし、大西武志、柄本明らが出演する。

■あらすじ
警視庁特命課・水戸部（松重豊）と千津子（山本未來）は20年前に起きた殺人事件の再捜査を命じられる。当時、殺された光子(国生さゆり)所有のアパートを巡るトラブルが疑われたが未解決のまま。刑事部長・森末（益岡徹）曰く、光子の死後にアパートを買い上げ世間に叩かれた政治家の父親の汚点を払拭したいと息子の邦彦(伊東孝明)から依頼があったという。そんな名誉のために始まった“形だけ”の再捜査が辿り着いた真実とは…。

■スタッフ
原作：佐々木譲『地層捜査』(文藝春秋 刊)
脚本：安井国穂
監督：渡邊孝好
エンディング曲：「マスカット」作詞・作曲：玉置浩二、歌：平原綾香
『LOVE』（EMI　Records／ユニバーサル　ミュージック）収録曲。

◇テレビ東京「水曜ミステリー9」番組公式サイト

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