改革への一歩の前に起こる悲劇…ドラマ「蒼穹の昴」第16話予告動画と前回のあらすじ-NHK
1月16日、NHK総合のドラマ「蒼穹の昴」は第16話「楊喜禎の死」を放送、予告動画が公開されている。守旧派が勢力争いで優位に立つために企てた楊喜禎暗殺の計画がいよいよ行われようとする。
楊喜禎の必死の上奏により、楊が引退する事を条件とした西太后の実質的な引退が実現するはずであった。春児から不穏な動きを告げられていた文秀は、楊の周辺の警備を強化するが、本人は引退した自分の身について気にも留めない。しかし暗殺は思いもよらぬ方法で実行されてしまうのだった。
<第15話「暗殺計画」のあらすじ>
光緒帝を中心とする若手たち改革派の台頭に危機感を募らせる栄禄と李蓮英は、守旧派の要である楊喜禎の暗殺を企てる。当初、蓮英が春児を陥れるためにその役を言いつけようと陳蓮元に話を持ちかける。蓮元はかつて春児が自分の身代わりに棒打ちの刑を受けて救ってくれた事に恩義を感じており、春児を助けるために自分が暗殺約を買って出る。しかし人を殺めること、しかも皇帝の師である状元の楊喜禎に手を下すという事態への罪悪感と恐怖から酒に逃げる苦悩の日々が続く。事態を知らぬまま蓮元の介抱をした春児は、そのうわごとから楊喜禎のミニ何かが起こるのではと察し、ひっそりと手短に文秀へ不安を告げる。
一方、改革へ向けての議論が活発に行われる改革派では、楊が文秀と共に西太后の元へ引退を要請する謁見を行った。上奏に来る顔ぶれから大体の内容を察した西太后は春児に芝居を打つ事を命じ、文秀の進言に対して春児が怒り出すよう仕向け、その場を取り仕切る西太后は上手く文秀と春児を退出させて楊と二人きりの場を持つ。そこで、西太后の引退を願うのは光緒帝の本意ではないが周辺家臣の願いであることなど楊は告げる。西太后は自らの引退と引き換えに楊の引退も要請、これを楊が受諾して話がまとまるのだった。これで改革へ向けての政治的土台が出来上がるはずだった…
<第16話みどころ>
非常にも暗殺が遂行されてしまうことが番組サブタイトルからもわかる。その後、文秀や順桂、春児といった周囲はどう行動するのか、そしてどんな感情が生まれてくるのかが今後の物語の展開や人物関係に大きな影響を与える。苦境の中にあって、文秀や春児が人としての成長と共に自らの役職の仲でどう成長するかが物語の希望にもなる。
ドラマ「蒼穹の昴」は1月16日(日)よる11から放送。予告動画は番組公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。
あらすじ|NHKドラマ「蒼穹の昴」
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