さだまさしの名曲「案山子」がドラマに!堀北真希と松平健が父娘の感動作!SP動画-フジ

2011年03月10日21時18分ドラマ

元気でいるか?街には慣れたか?友達出来たか?…で始まる、さだまさしの名曲「案山子(かかし)」が、堀北真希主演でドラマになる!明日11日のフジテレビ金曜プレステージは、「さだまさしドラマスペシャル“故郷~娘の旅立ち~”」を放送、番組サイトにはスポット動画が公開されている。

ドラマの舞台は、長崎の五島列島。ここで製麺業を営むトラさんこと寅夫の一家の絆を描く感動作。寅夫には妻・美砂代との間に、長男・守、長女・梢、次女・ちづる、三女・静香、次男・豪太の5人の子供がいる。堀北が演じるのは、次女ちづる。島の名物男の寅夫は、ユニークな子育てを実践している。高校生になったちづるは、破天荒な父親に反発し、島での生活にも物足りなさを感じていた。やがてちづるは、都会に飛び出し1人暮らしをはじめる。番組サイトに公開されているスポット動画には、都会に出てカメラマンになりたいと訴える堀北を、父親・寅夫を演じる松平健が海に投げ飛ばす場面が収録されている。この場面だけ見ても、寅夫の破天荒振りが見て取れる。撮影は10月だったが、当日は風が強くとても寒かったと、ドラマ制作発表会で堀北が明かしていた。

このドラマは、2003年の第12回FNSドキュメンタリー大賞で特別賞を受賞したテレビ長崎が制作した「五島のトラさん 〜9人家族の10年〜」という作品が原案になっている。フジテレビ系列のテレビ長崎の大浦勝ディレクターが1993年から20年近くも追いかけ続けている、五島で製麺業(五島うどん)を営む犬塚虎夫さんとその家族の設定を基に、オリジナルストーリーで制作された。
ドラマでは、楽曲「案山子」の世界観をベースに、日本の原風景が感じられる長崎県・五島列島の壮大な自然の中で暮らす犬塚家を原案に、その一家と都会に飛び出し1人暮らす娘のストーリーを交差させながら、誰の心にも響く作品となっている。

今最も輝く若手女優の堀北と、「暴れん坊将軍」の松平健がどのような父娘関係を見せてくれるのか楽しみだ。妻の美砂代は風吹ジュン、長男を高岡蒼甫、長女を中越典子、三女を美山加恋、末っ子の次男を中村柊芽が演じる。他にも、トラさんの後輩に温水洋一が出演する。

フジテレビでは、シンガーソングライターであり作家である、さだまさしの楽曲、小説から想を得て家族関係にスポットをあてたヒューマンドラマをこれまで3作制作してきた。今回はその第4弾となる。第1弾は菅野美穂主演の「愛し君へ」、第2弾は常盤貴子主演の「眉山」、第3弾は長澤まさみ、國村隼主演の「親父の一番長い日」。どれもさだまさしの世界観をうまくドラマに再現させ大好評を博している。「案山子」は、今から34年前の1977年に発表された楽曲。世の中がどう変わっていっても、家族の愛は不変のもの。今も歌い継がれる名曲を、ドラマの中でどう生かされるのか、明日の放送が待ち遠しい。

「さだまさしドラマスペシャル“故郷~娘の旅立ち~”」は、明日11日(金)夜9時~10時52分まで放送。スポット動画は、番組公式サイトで視聴できる。

フジ「さだまさしドラマスペシャル“故郷~娘の旅立ち~”」


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