リュ・シウォン「愛を愛で返したい」…東日本巨大地震、ボランティア活動への強い意志を動画コメントで宣言

2011年03月17日15時51分芸能

韓流スターたちからの義援金などの報告が続々と入ってくる中、一年の半分を日本で活動するリュ・シウォンは、震災直後から義援金以外にも日本でのボランティア活動をするという、積極的な発言をしている。そんなリュ・シウォンの、日本に寄せる思いとボランティア活動への決意を、韓国chosun.comがインタビューし、動画で紹介している。

「今は連絡できないけれど、みんな元気に生きて帰ってくると信じている。今年の末には笑ってまた会おう」

16日午後記者と会ったリュ・シウォンは両手で顔を覆って「まったく信じられない惨禍」と言った。今回の地震の最大被害地である仙台ファンとの記憶を思うかべ、彼はやりきれないようすだった。彼は2006年と2008年に仙台のプラザで 3回にわたって9000人余りの観客を前にコンサートを開いている。今年11月27日と28日にも同じ場所で公演を開く予定だった。「劇場が崩れていても必ず予定通り舞台に立って歌を歌うつもりです。もちろんそれより早くに行ってボランティア活動もするつもりです。皆さんに希望を差し上げるためにどんなことでもやる準備があります。今も顔をはっきり思い浮かべられるファンがいるのに…。純粋で義理がたい方々です。小さなことにも感動をたくさん受けて。ところがその地域のファンが連絡取れないとのこと。是非無事でいてほしい」。

リュ・シウォンは、今回の地震が発生した直後、2億ウォンの寄付して日本の現場を訪ねてボランティアをするという意思を明らかにして来た。原爆事故で危険が大きくなっている状況だが、彼の考えは変わらなかった。彼は「今すぐは揺り返しと原発事故があるので被害地域に入ることもできなくて、行っても何もできない状況」と言いながら「しかし早いうちに意を共にする人々と一緒に日本へ行って救護活動をする計画」と語った。

「同じ意志を明らかにする韓・日両国のファンが多くて驚きまし。ある日本ファンはこんなこともおっしゃいました。『気持ちはありがたく受けるが、とても危ないから絶対に来ないでほしい』、そんな悲惨な状態にあってもかえって私の身を案じてくれるとは…。それでも私は行くつもりです。約束をしたら必ず守らなければならない。それにそんな私を見て、もっと多くの人々が日本の援助に乗り出すかもしれない。私から日本と韓国のファンを導いて、ボランティアをするつもりです」

彼は「寄付も大切だが、人一人の血の汗をかいて災難にあった地域の再建に乗り出すことができる」といい、「何年前、テアンの油流出事件当時にも私たちは先を争ってボランティアに出た普通の人たちの力を目撃したじゃないですか」と言った。

1年に半分は日本で活動する彼は「東京で地震を経験したこともある」と語った。「震度4ぐらいだったことを憶えている。ホテルの部屋が揺れる恐怖をベッドに横になって経験した」とも語った。「震度9の地震は一体どんなものか想像もつかないです。どんなに恐ろしかったでしょうか。生き残った方々の精神的な衝撃も相当のはずです。それに対する治療も適切にやらなければなりません」

彼は「今は韓国と日本の歴史問題による感情のしこりをしばらく閉じて置くとき」と何度も言った。「こんな事が私たちに起こったら、日本人たちもじっと見ているはずはない」というのが彼の確信だった。

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