新バラードキング、R&BのK.Will、単独コンサートの一部始終をレポート!コメント動画公開(後編)

2011年05月09日19時39分音楽
(C)MENTOR Co.,Ltd

R&B界の貴公子K.Willの1年ぶりの単独コンサート「K.Will Concert with Band ,Tokyo 2011」のレポート後編。前編はこちら記者会見はこちら

第1部を渾身の力で熱唱したK.Will(K・ウィル、ケイウィル)は、衣装チェンジのため退場。代わりに登場したのは、普段着姿の男性。今回のコンサートの制作担当者のキム・ソンミンさんなる人物。K・ウィルの準備が整うまでステージのMCを担当することになる。これまでたくさんの韓流イベントを取材してきたが、こんなにラフなMCは初めて。片言の日本語を駆使しながら見ごとに客席の注目をひきつける。5分という自身が設定した時間の中で、観客たちとじゃんけんゲームをし、最後まで勝ち残った方にはなぜかキム・ソンミンさんの“生写真”のプレゼントを提案。これには会場中が大爆笑!はっきり言っていらない!でも、キムさんの巧妙な話術に、主人公不在のステージも大盛り上がり!結局勝ち残った1名にはK・ウィルの新しいCDが贈られた。

第2部の幕開けは、あの大ヒットドラマ「華麗なる遺産」の挿入歌「♪愛は罰だ」ドラマ視聴をされた方も多いのだろう。イントロが流れるだけで大歓声。一瞬にして観客をドラマの世界へと誘う。イ・スンギの、ペ・スビンの、ハン・ヒョジュの名場面が浮かんでくる…

K:2部の最初の曲は「愛は罪だ」という曲でした。日本でドラマ「華麗なる遺産」が放送されたと聴きましたが本当ですか?(割れんばかりの拍手)この曲はドラマ「華麗なる遺産」挿入歌。多くの方がご存知だろうと思って歌いました。(拍手)ありがとうございました。変ですよね。衣装の事だ。いえいえ、可愛いですよ。白のジャケットに黒の蝶ネクタイ!でもみんな笑っている。1部とはかなり違うでしょう?1部の衣装はこれまでのアルバムの活動のときによく着ていた衣装で、今着ているのは現在のアルバムで着ているものです。ちょっと自分でもギクシャクしてなんだか落ち着きません。(笑)「胸がときめく」の衣装だといえばお分かりでしょうか。(会場大爆笑)しかし、次に待っているのは非常に悲しい曲です。(まだみんな笑っている)本当に合わないですね。2部の最後までこの衣装が続きます。(爆笑)皆さんも慣れれば大丈夫だと思います。(これには客席から「ケンチャナヨ=大丈夫、可愛いなどの掛け声)2枚目のミニアルバムの曲を歌います。

11曲目は「♪吹く」
ピアノの音色とK・ウィルの歌声が中心の曲。やさしく、時に激しく、美しいファルセットで「サランヘ~=愛している」と繰り返すものだから、客席はうっとり。まさにK・ウィルの世界感がいっぱいの極上のバラード曲だ。

12曲目は「♪言い出せなくて」
この曲もバラード。「吹く」とは違ってこちらは途中転調して、なんともドラマチック!

K:ミニアルバムの中から2曲をお聴きいただきました。ミニアルバムの中では、「胸がときめく」が人気だったんですが、残りの曲は悲しいバラード曲になっています。皆さん、悲しいバラード曲にも期待してくださいましたか?(拍手)このようにライブで歌ったのか今日が初めてです。(大拍手)2曲とも僕にとってはとても大切で意味のある曲です。これからも歌う機会がたくさんあると思うので、皆さん期待してください。1部の半ばからここまでずっとバラードが続いていました。そういう流れでした。ちょっと「飽きてきたかな?」という方もいらっしゃるのでは?(笑)そうした方のために別の曲を用意しました。僕の曲ではありませんが、日本で始めてのコンサートのときにも歌った曲です。

13曲目は「♪Music is my life」 
こうしたアップテンポの曲もいいですね。流れるように次の曲へ…

14曲目は「♪バスが去った後」
RAPが決まった楽しい曲調。「バスは出て、君も去って…遅れて手を振ってももうさよなら、僕の愛さよなら、僕たち本当に別れるんだね、バスは出た…」とでも訳せばいいだろうか?なんとも元気な別れの曲だ。

15曲目は「♪チョコレート」
この曲もリズムがあって、思わず一緒に歌いたくなる!ヤンヤヤンヤの大歓声!でも、掛け声がいまいちバラバラ…

K:ありがとうございます。皆さんご存じなかったんですね。このように歌うんですよ。皆さん歌ってくれないようでした。僕が油断していました(爆笑)(ここで「チョコレート」の一節をもう一度歌い、正しい掛け声の仕方を確認)ご存知の方はご存知でしたね。今のです。それなのに知らない方が結構いましたね。もう一度サビのところをやり直しましょうか?
(会場、大盛り上がりで仕切りなおし!)今度は大成功だ盛り上がってこそすっきりします。
僕の曲の中で、ステージの中で一番盛り上がるところでした。(大爆笑)

16曲目は「♪涙の池」
今度はがらりと違って、切ない歌。「部屋の中、横になって目を閉じると涙が流れて目尻、耳を伝って池を作る」と訳そうか、「愛の始まりはお互いが望んだけれど別れは一人でもできる」なんて悲しい歌詞…。

K:今日は久しぶりに日本に来れて楽しくて幸せな時間をすごすことができ、今、幸せをかみ締めているところです。皆さん、楽しかったですか?いつも僕を熱烈に歓迎し、応援してくださって本当にありがとうございます。次の曲で最後の曲となります。(会場いっせいに「エーーーッ!」)予想していたとおり「エーッ」という声が出ましたね。(笑)こうした声を聞くたびに僕はもっとずうずうしくならなければと思います。では、最後の曲です。ここまで楽しい時間を一緒に過ごしてくださって本当にありがとうございました。

K(C)MENTOR Co.,Ltd17曲目は「♪涙がぽろぽろ」
この曲はみんなよく知っている。会場から一体になったコーラスの声-サーランヘ~。ダンスパフォーマンスも披露してくれた。

(舞台を右に左に、客席ぎりぎりまで近づいてファンと握手…退場したK・ウィルへのアンコールの拍手がいつまでもやまない…ついにK・ウィル再登場!)

18曲目、アンコール「♪胸がときめく」
この曲だ!K・ウィルがデビュー後初めて地上派音楽番組で1位に上がり、番組で男泣きした曲だ。2007年「左側の胸」でデビューして4年。彼は“2位コンプレックス”を持っていたという。大ヒット曲の「LOVE119」もペク・ジヨンの「銃のように」や東方神起といった大物に阻まれこれまで1位を逃していた。たゆまぬ努力の結果がやっと実を結んだのだ。そんな彼のことを考えるとこちらの胸もときめいてくる。ダンスパフォーマンスも披露。

19曲目、本当にラスト「♪LOVE119」
2008年末に歌手MCモンとフューチャリングした曲だ。大ヒットを記録し、この曲で名実共にトップ歌手となった記念すべき2曲でコンサートを締めくくるとは、ファンにとってもうれしい構成だ。

K(C)MENTOR Co.,Ltd最後は演奏、コーラスを担当してくれたみんなと手を組んで挨拶。
K:またお会いしましょう!

K・ウィルが退場しても、客席は興奮の坩堝(るつぼ)。興奮冷めやらない様子。ここでまた先ほどの名MC?のキムさん登場。「K・ウィルとのハイタッチがあります」という説明だけで笑いを取る彼は一体何者?
大興奮、大満足の「K.Will Concert with Band ,Tokyo 2011」はこうして幕を閉じた。

CDやネットで聴く彼の歌声もすばらしいが、こうして生で聴くと迫力が違う。ハイタッチが終わると、やっと静かになったCDやグッズの販売のコーナーも大混雑するのだろう。最高に満足できるコンサートでした。当日来場できなかった方は、雰囲気だけでも味わっていただけたでしょうか?

レポートの前編と記者会見の模様は、韓ドラここが知りたいの[イベント・取材レポート]のコーナーで紹介している。

■「K.Will Concert with Band,Tokyo 2011」
主催:MENTOR Co.,Ltd
企画:インタビューマガジン『韓流T.O.P(ティーオーピー)』/Art Spring
インタビューマガジン『韓流T.O.P』公式サイト
K・ウィルのコメントは次のサイトで視聴できます。
「K.Will Concert with Band,Tokyo 2011」公式サイト



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