ルノー・ジャポン、新型「ルノー メガーヌ」を発売、動画で紹介

ルノー・ジャポンは、「新型「ルノー メガーヌ」を5月26日から発売する。フレンチタッチな明るいインテリアの「プレミアムライン」(268万円)と、スポーティーな走りが楽しめる「GTライン」(275万円)の2グレードが設定される。
同車は、1995年に「ルノー19」の後継車として誕生。初代の「メガーヌI」、先代の「メガーヌII」合計で950万台以上を販売した。
エクステリアは、2640㎜のロングホイールベース、前後1450㎜のワイドトレッド、前後ショートオーバーハングという安定感を感じさせるフォルムに、ルーフラインから大きく傾斜するリアウィンドウ、ボンネットやボディサイドを伸び伸びと走りふくよかなショルダーへと続くプレスラインにより、流れるような美しいボディラインを持つ。
特徴的なフロントマスクを形作るのは、Aピラーから始まり、ボンネットを囲むように弧を描き、エンブレムへと続くプレスライン。
また、流線型のヘッドランプと、それに続く柔らかなラインで形作られたエアインテークが、同車の表情を個性的で精悍なものにする。
側面から見たプロポーションも均整が取れ、かつ躍動的で、前へ前へと進もうとするかのような推進力を感じさせる。
ドアやテールゲートとボディパネルの間の隙間や、前後バンパーとボディパネルの隙間を狭くするといった、見た目の質感の向上にも注意が払われている。
ワイパーは、停止時にはボンネットよりも低い位置に収まるため、見た目がスッキリするとともに、風切り音や走行中の空気抵抗を減らす効果がある。
GTラインには、「GT line」のロゴが入った専用のフロントグリルデザイン、フロントフォグランプのシルバーフィニッシャー、リアのボディ同色バンパー、リアディフューザー、「GT line」リアエンブレムが施される。
また、プレミアムラインには快適性を重視した16インチホイールが、GTラインには走りの楽しさを引き出す17インチの専用ホイールが、それぞれ装着される。
インテリアは、ドライバーが運転しやすい環境を第一に考え、スムーズなラインを多用しながらも散漫にならないようデザイン。
まるで浮かんでいるかのように見えるダッシュボードは、フロントガラスとダッシュボードを分ける、緊張感を感じさせる境界線で一層強調される。丸みを帯びたデザインのトリム類とこの境界線との対称性も、この印象を強める。
スイッチをはじめとする操作系は、ステアリングの周辺やセンターコンソールの操作しやすい位置に適切に配置。明るい室内空間を演出するために、ダッシュボードから余計なものを極力排した。
質感や見た目品質といったところにも十分注意が払われており、ダッシュボードの素材は柔らかな手触りだけではなく対光性に優れた素材を使用。
内装色は、プレミアムラインはエレガントさを表現した明るいベージュ、GTラインはスポーティーな走りを予感させるダークカーボンと、それぞれのモデルの特徴に合わせた。
プレミアムラインには、デジタルのスピードメーターとアナログのタコメーター(回転計)が組み合わされたメーターパネルを採用。
GTラインには、「メガーヌ ルノー・スポール」と同タイプのスポーティーなアナログメーターパネルを装備。
シートは、プレミアムラインには明るいベージュのファブリックとレザーのコンビシートが、GTラインにはサイドサポートが張り出した、ダークカーボンのファブリックとレザーのコンビシートが用意される。
シャシーは、マクファーソンフロントサスペンションが繋がる新しいサブフレームは、直径62㎜の2本の円筒状のリンクによってサイドメンバーに連結。
これにより、横方向の剛性が向上し、ステアリングの正確性が向上。アンチロールバーの直径は、先代モデルの20㎜から22.5㎜へと大径化されている。
トレーリングアーム形式のリアサスペンションのアクスルには、メガーヌ ルノー・スポールと同じパイプ形状のものを採用。
メガーヌGTラインのシャシーは、よりダイナミックな走りを楽しめるよう、ルノー・スポールがチューニングを施した。
フロントのスプリングレートは19%、リアスプリングレートは10%高められ、同時に前後ダンパーの減衰力も高められている。全高も12㎜ローダウンされ、ロールセンターも30㎜低められた。
フロントブレーキには直径280㎜のベンチレーテッドディスクが、リアには260㎜のディスクが採用され(前後とも先代モデルに比べ直径が+20㎜)、100㎞/hからの制動距離が先代モデルより2m短い37mへと短縮された。
エンジンは、ルノー日産アライアンスが共同開発した2Lガソリンエンジン(M4R)。最高出力103kW(140ps)を6000rpmで、最大トルク195N・m(19.9kgm)を3750rpmで発生する。
わずか2000rpmで最大トルクの87%を発生するため、低回転でもレスポンスに優れている。
トランスミッションは、レスポンスの良い最新世代の6速マニュアルモード付CVT。
スペシャルサイトでは、同車の特徴を動画で紹介するとともに、GTライン、プレミアムラインそれぞれについて、より深く動画で見せていく。
ルノー・ジャポン「ルノー メガーヌ」スペシャルサイト