プジョー、新型「508/508SW」を発売、動画で紹介

2011年06月09日15時23分商品・CM
プジョー508

プジョー・シトロエン・ジャポンは、プジョーの最上級モデル「508」シリーズ(374万円~437万円)を7月11日から発売する。
同車は、新しいプジョーデザインを採用した初の量産モデルであるとともに、プジョーのフラッグシップモデルでもある。
エクステリアは、コンセプトカー「SR1」の“ひとつの塊から削り出されたような”面構成、ロングノーズが生み出す疾走感、均整のとれたプロポーション、小さめのグリルが浮き上がって見える、“フローティンググリル”などのテーマが受け継がれた。
また、ボディパネル間の段差やギャップを小さくすることで、エクステリア全体の一体感を強調。緻密で洗練されたたたずまいの中に、躍動感や力強さが表現されている。
ボディサイズは、先代モデル「407(2.2Lモデル)」との比較で、全長が105mm(SWは40mm)、ホイールベースが90mm、全幅が15mm拡大されているにもかかわらず、重量はセダンで40kg、SWでは70kgも減少。
空気抵抗係数(cd値)は、セダンで0.26、SWで0.27と優れ、風切音の低下とともに、燃費の向上にも貢献する。
インテリアは、拡大されたボディサイズに伴い、ヘッドクリアランス、ニースペース、ショルダー部とも余裕あるサイズを確保。特に、後席のニースペースは、407に比べて53mm広がっている。
SWには、“パノラミックガラスルーフ”を標準装備。先代モデル「407SW」に比べ、ガラスルーフの長さは300mm拡大しており、開放感は一層高まっている。
シート素材は、グレードにより2種類の素材を設定。エントリーモデルの「アリュール」は、高品質のファブリックを、上級モデルの「グリフ」には、レザーを採用。両モデルとも、フロント電動シート/ランバーサポート、シートヒーターが付く。
トランクルーム容量は、セダンが515L 、SWが565L。407と比較し、セダンで+108L、SWで+112Lと大幅に拡大した。SWは、ワンタッチ可倒式リアシートバックレストを装備しており、バックレストを折り畳めばラゲッジスペースは1598Lまで増大する。
エンジンは、従来の排気量3.0L、2.2Lからダウンサイジング。緻密な制御を行う高圧の直噴システムと革新的なツインスクロール・ターボチャージャーを装備し、最高出力115kw(156ps)/6000rpmと最大トルク240Nm(24.5kgm)/1400-3500rpmの余裕あるパフォーマンスを達成する。
サスペンションは、フロントが新開発のマクファーソン・ストラット式サスペンション、リアが定評あるマルチリンク式サスペンション。縦方向と横方向からの入力を分離することで、優れた振動減衰性やロードホールディング性、高いスペース効率を実現する。
スペシャルサイトでは、TVCMとプレスムービーを公開しており、上質な映像の中で、同車の走行風景、エクステリア、インテリアなどをじっくりと見ることができる。

プジョー「プジョー508」スペシャルサイト