近づく愛子の出産と浩二の容体悪化、それぞれの命に向き合う最終回　ドラマ「生まれる。」予告動画－TBS

6月24日、TBS系のドラマ「生まれる。」はいよいよ最終回を放送、予告動画が公開されている。高齢出産について描いたこの作品は、その娘の視点から描く事でより幅広い世代の視聴者の関心を集めた。最終話ではいよいよ愛子（田中美沙子）の出産や白血病を抱えた次男・浩二（中島健人）という、家族が抱える2つの命の問題を軸に結末へ向かう。

愛子は切迫早産の可能性から緊急入院し、その状況は予断を許さないものとなっていた。一方で浩二の病状も悪化し、見るに見かねた太一（大倉忠義）が浩二に付き添うことを決意する。愛子の出産によって浩二への臍帯血（さいたいけつ）移植への希望が生まれるという事態に、家族や周囲の人々の想いが交錯する。
コメディには定評のある脚本家の鈴木おさむが真正面から命と家族の在り方について描いたこの作品は、重いテーマを抱えながらも随所に散りばれられた鈴木らしさによって明るいホームドラマの側面も伝わっていた。最終回には鈴木の妻である森三中・大島美幸もゲスト出演する事が発表されている。大島は兼ねてからこのドラマへの出演を熱望していたが、急遽最終回で実現の運びとなった。映画「ハンサム☆スーツ」における安定感のある演技が好評だった大島だけに、女優としてもどんな活躍をしてくれるのか楽しみである。最終回での出演に際して、鈴木からは「勝手ながら僕たちの赤ちゃんができるよう、験かつぎ（？）でちょっとだけ妻に出てもらうことにしました。ちょっと面白いシーンになっちゃったけど」とのコメントも出ており、緊迫する最終回の中でも一つのアクセントシーンとなっているようだ。
母親の妊娠を機に徐々に変化を見せてきた四人きょうだいが、どのような形で新たな命を迎えるのか。親と子、きょうだい同士の絆を改めて問いかけていったこのドラマの出す答えは一体どのようになるのか、今夜明らかになる。

ドラマ「生まれる。」は24日（金）よる10時から放送。予告動画は、番組公式サイトの「あらすじ」第10話で視聴出来る。


予告動画｜TBSテレビ：金曜ドラマ　生まれる。

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