走れトンイ!王妃の廃位を食い止めることはできるか…「トンイ」第20話あらすじと予告動画-NHK

2011年08月21日01時32分ドラマ

すべてが中殿(仁顕王后)の実家の罪を証明している中、偽の手形を調査していたトンイは、対価としてもらったという偽の換金証があれば、中殿の冤罪をはらすことができると、換金証を発行したイム商団の書記を追ったが、チョンスはソ従事官に捕まり、トンイは何者かに連れ去られてしまった。第20話では、トンイが中殿の廃位を阻止するためついに証拠の品を手に入れる。果たしてトンイは廃位の王命が出される前にこれを届けることができるのか…?番組サイトには次回予告動画が公開されている。
(以下、NHKBSプレミアムにて2011年04月~2012年06月放送時に紹介したものです)

【「トンイ」を2倍楽しむ】で、時代背景や実在の人物、各話のあらすじ(ネタバレあり、なし)、見どころ、豆知識などまとめて紹介している。



トンイ (c) 2010 MBCソ従事官に連行されたチョンスは、トンイの協力で商談の書記を追っていたということで、すぐに自由の身となるが、チョンスを待っている間に、トンイはチャン・ヒジェの手下たちに捕まってしまう。ヒジェは予てからトンイが、いつかオクチョン(ヒビン)の邪魔になると行っていたが、まさに予感があたったのだ。トンイを生かしておけばこの先も危険と考え、亡きものにしようと考えたのだ。そして、目立たぬようにトンイの息の根を止めろと指示を出す…。
まさに間一髪でチョンスが助けに来る。相変わらずキレのあるみごとな立ち回りだが、どうせならもう一瞬早く来てほしかった。

イ・ビョンフン監督のヒロインはよく走る。長く優雅なチマをふわりとつまんで美目麗しいヒロインが走る姿は、なんとも優雅で美しいものだが、当の本人たちはさぞや大変だろう。チャングムもソンヨンも走った。しかし、トンイはそうしたヒロインとは比べ物にならないほど毎回走らされている。チャングムを演じたイ・ヨンエは当時32歳、ソンヨンのハン・ジミンは当時25歳。対するトンイのハン・ヒョジュは1987年生まれで撮影時23歳!いくら若いとはいえ、毎回の猛ダッシュに加え、今回はちとやりすぎでは?と思わず文句の一つも言いたくなるほどひやひやハラハラのシーンだった。

ドラマに戻って…さて、快方に向かっていたはずの明聖(ミョンソン)大妃(テビ)が危篤状態に陥る。駆けつけた粛宗は、オクチョンの侍女から「病状の急変時に大妃に付き添っていたのは仁顯(イニョン)王妃だ」と聞かされる。大妃の枕もとにたたずむ粛宗が、絞り出すような声で目を伏せ中殿を遠ざける姿が切ない。

トンイは換金証が偽モノだと証明できなかったトンイは、中殿に捜査の難航を謝罪するが、望みがあることを報告する。だが唯一の手がかりだった、偽の換金証を発行した商団の書記が殺されてしまった。これで全ての手掛かりが消えた…。しかしトンイはあきらめなかった。トンイは自分の命を狙ったヒジェと堂々と渡り合い、死んだ書記が言い残した言葉から、中殿の無実を証明するあるものを見つけだした。果たしてそのあるものとは?

その頃朝廷では南人派が中殿の廃位を論じ、西人派が必死にこれに反論していた。中殿の気立ての良さを誰よりも知る粛宗は、決断を下せないでいた。そんな中でも健気に大妃を看病する中殿の元に侍女が「中殿の廃位を論じている」と報告に来た。“廃位”という言葉に反応した大妃が一瞬目覚めるが、事態を呑み込めぬまま再び意識を失い、ついに…。

中殿の無実を晴らせる証拠品を手に宮廷に戻ったトンイ!果たして、トンイは“廃位”を食い止めることができるのか?

NHKBSプレミアム「トンイ」番組サイト

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