ミシルが狙った者!チルスクとの遭遇…「善徳女王」第15話のあらすじと見どころ動画-BSフジ

2011年08月21日08時00分ドラマ
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チャン大人とミシルがサダハムの梅の取り引きをすることを知って尾行したトンマンは、見つかってミシルの部屋に連れて行かれる…トンマンはそこで自分の愛読書をミシルが持っていることに激しく動揺する。ミシルはその動揺を、トンマンがその本をサダハムの梅と勘違いしたからだと思った。

これからドラマの最後まで、トンマンはミシルと二人きりで何度も対話する。そして、トンマンは、敵であるミシルとの会話から、まるで乾いたスポンジがどんどん水を吸収するように吸収する。ミシルはそんなトンマンに魅力を感じはじめる。ここからなんとも不思議な関係が出来上がる。カリスマあふれるミシル、まだまだ伸び代の先が見えないトンマン。二人の記念すべき第1回目の対話のシーンをお見逃しなく!

ミシルをここまでの権力者に仕立てたのはサダハムの梅を利用した予言能力と、独特の人材登用の仕方にあった。それは「殺すのは必要がなくなってから、能力があり、使える者は必ず味方につける」という徹底したミシルの人材登用哲学だ。用無しと見ればわが子だって捨てるが、役に立つとなれば失敗しても決して排除しない。双子の王女探しに失敗したチルスクにだって、彼にまだ利用価値があると見れば、本人の謝罪に涙を流して慰労する優しさを見せる。

そんなミシルが、トンマンに興味を持った。そして自分の配下になることを勧めた。もちろん、受け入れるトンマンではない。そこで、ミシルは、トンマン自らがミシルの元にやってくるような作戦を仕掛けた。ミシルは悪女だが決して卑怯な真似はしない。また、相手を力ずくでねじ伏せるようなこともしない。そんなミシルの作戦はたった一通の手紙だった。手紙一通でミシルとトンマンが通じているように、ユシンたちに勘違いさせようとしたのだ。人心を熟知している実に頭のいい作戦だ。トンマンはミシルの作戦に翻弄されるのか…?二人の頭脳合戦をお見逃しなく。

ミシルの元を訪ねたトンマンは、ミシルにラテン語(ローマ語)が堪能だと知られてしまい、毎晩「英雄伝」を読みにくるよう命じられる。この本はもともとトンマンの本だ。ミシルの部屋からの帰り道、トンマンはあのチルスクに出会う。もっとも目を患っているチルスクにはトンマンが見えないが、何しろ不死身のチルスクのこと、このままで終わるはずがない。恐怖心を押し殺してチルスクの後をつけたトンマンは、神殿の中に秘密の部屋があることを確信する。

さて、チルスクは何故ソファと一緒にいるのだろうか?ミシルは、チルスクの同行者が双子の王女の妹と一緒に逃げた侍女だと知っているのだろうか?

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