【世界陸上:大邱】ボルト汚名返上!高平、斎藤も男子200M準決勝進出!大会ハイライト動画公開-TBS

2011年09月02日12時51分スポーツ

大会連覇を狙うウサイン・ボルト(25、ジャマイカ)が、第7日の2日、午前11時ごろから行われた男子200メートル予選で、20秒30で2組1着となり午後からの準決勝にコマを進め、まずはフライングで失格となった男子100メートルでの汚名を返上した!TBSでは午後3時より世界陸上を放送、番組サイトでは、今大会のハイライト動画がたくさん公開されている。

ボルトは予選2組7レーンで出場。100メートルの失敗を引きずることなく、笑顔でピースサインを見せスタートラインに。落ち着いたスタートで余裕の走りを見せたボルトの記録は20秒30で1着。準決勝進出を危なげなく決めた。

今大会、男子100メートル、200メートルで連覇を狙っていたボルトだったが、大会2日目の男子100メートル決勝のフライング失格で、2種目での世界新は夢に終わった。ボルトの今季200メートルの自己最高は19秒86。前回2009年のベルリン大会では19秒19。

先程の200メートルの予選では余裕のピースサインも見せれくれたボルト。100メートル以降、競技のない4日間はコンディションの立て直しに十分だったようだ。
ほぼ完璧といわれるボルトの走りに、唯一彼のウィークポイントと言われるのは自他共に認めるスタート。新たに改正された「スタートでフライングを犯した選手は即、失格!」というルールが、ボルトの2大会連続の世界新の夢を阻んだが、横並びの100メートルと違って、200メートルは、選手たちへのプレッシャーも少ない。スタート以外は完璧な彼の走りなら、いくらでも巻き返しができるはず。
タイムではボルトの優勝はほぼ間違いないというのが陸上ファンの大方の見方。しかし、世界が期待しているのは、前大会の自分が出した世界新の更新。
果たして、世界中が見守る200メートルで、夢の新記録をたたき出すことができるのか?準決勝は19時55分、決勝は3日21時20分の予定。

同種目では、日本人選手も準決勝を決めた。
予選4組2レーンで出場した高平慎士(富士通)はみごとなスタートを切って、クリストフ・ルメートル(フランス)とトップ争いの結果、20秒87で2着に入り、4回目の世界選手権で初めての準決勝進出を果たした。
5組6レーンの斎藤仁志(サンメッセ)は、序盤から飛ばし、後半激しい3位争いを繰り広げた結果、みごと20秒87で3位に入り、初の準決勝進出を決めた。
残念ながら3組5レーンで出場した小林雄一は21秒27で予選敗退。

今大会のハイライト動画は、TBS番組サイトのギャラリー-動画館で視聴できる。

TBS「世界陸上 韓国テグ」

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