BS朝日で8日開始のイ監督作品「薯童謠(ソドンヨ)」、主演 チョ・ヒョンジェのコメントと関連動画をチェック!
「イ・サン」「トンイ」といったイ・ビョンフン監督の比較的新しい作品がNHKで好評放送中だが、2005年作品の「薯童謠(ソドンヨ)」が、本日8日からBS朝日で毎朝9時放送開始!韓国NetTVでは、今も、撮影当時に収録した映像や、主人公のソドンを演じた俳優チョ・ヒョンジェのコメントや関連映像を公開している。また、BS朝日の番組サイトでは、人物相関図が公開されているので、韓ドラ初心者は、この人物相関図を手元においてドラマを視聴するといいだろう。
アジアの至宝と言われる監督イ・ビョンフンは、1983年「朝鮮王朝500年」で韓国歴史ドラマを演出し、その後、1999年に時代劇史上最高の60%超の視聴率を打ち立てた「ホジュン 宮廷医官への道」、2001年には「商道」、2003年にはアジア全土で一大韓流ブームを巻き起こした「宮廷女官チャングムの誓い」を手掛けた。そして、「宮廷女官チャングムの誓い」で描ききれなかった時代劇の中のロマンスを完成させたいと、「チャングム」のスタッフを再集結して制作したのが、今回紹介している「ソドンヨ」だ。三国時代の百済の王子と新羅の姫を主人公にしたドラマは、当時韓国版ロミオとジュリエットと称された。そして2007年には「イ・サン」、2010年には「トンイ」と続く。
本作は、現在GyaO!でも好評配信中で、時代を超えた歴史ラブロマンスとして繰り返しテレビで放送またはネット配信されている。
もちろん、歴史監督の大家のイ監督。歴史ドラマとしても、これまでテレビドラマで描かれる事のなかった百済を舞台にし、国と国との争い、陰謀と策略がうごめく宮中の権力闘争に加え、当時最先端だった百済の科学技術力などをバランス良くうまく描いている。特に“格物”と表現している技術開発を扱ったエピソードのくだりは大変興味深い。三国時代の中でも圧倒的に資料の少ない百済だが、飛鳥時代の日本とは深い関わりがあり、“聖徳太子”との交流もあっただけに、日本人にも興味がわくはず。
BS朝日では、朝9時の韓流モーニングの枠で毎日1話ずつ放送。見逃したかたは、GyaO!の無料配信でチェックされてはいかがだろう。また、ナビコンではドラマをもっと楽しんでもらうために、【「ソドンヨ-薯童謠」を2倍楽しむ】コーナーで、あらすじや見どころ、ドラマに役立つ年表などを使って詳しく紹介するのでお楽しみに。
■作品紹介
・放送:SBS
・話数:全55話
・監督:イ・ビョンフン 脚本:キム・ヨンヒョン
・出演:チョ・ヒョンジェ、イ・ボヨン、リュ・ジン、チョン・ソンギョン、イ・チャンフン
BS朝日「ソドンヨ」
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