ソニー、バランスド・アーマチュア・ドライバーユニット搭載ヘッドホン11機種を発売、動画で紹介

2011年09月20日17時30分商品・CM
「XBA-1SL」、「XBA-2SL」、「XBA-3SL」、「XBA-4SL」。
「XBA-1IP」、「XBA-2IP」、「XBA-3IP」、「XBA-4IP」。
「XBA-NC85D」、「XBA-BT75」、「XBA-S65」(ブラック、
ホワイト)(左上段から右下段へ)。

ソニーは、独自開発のバランスド・アーマチュア(BA)・ドライバーユニットを搭載した新ヘッドホン計11機種(7455円~4万1000円)を11月10日から(「XBA-BT75」のみ11月21日から)発売する。
高音質に音楽が楽しめる“リスニングタイプ”(4機種)、スマートフォンに対応した“マイク・リモコン付きタイプ”(4機種)、世界初となる電池収納部などをハウジング内に集約し、コントロールボックスを省いた“ノイズキャンセリングタイプ”(1機種)、Bluetooth搭載の“ワイヤレスタイプ”(1機種)、水洗い可能な“スポーツタイプ”(1機種)の5つのタイプを展開する。
バランスド・アーマチュア(BA)・ドライバーユニットは、小型・軽量、高感度、高解像度、高遮音性という特性があり、高感度で遮音性が高く音漏れも比較的少ないことから、高音質な密閉型インナーイヤータイプヘッドホンに適している。

リスニングタイプは、自社開発した4種のBAドライバーユニットを自在に組み合わせてヘッドホン本体に組み込むことにより、音再現の異なる4機種からなるラインアップを展開。
BAドライバーユニットを、性質の異なる材料からなる二重構造のハウジングで包み込む新開発「ダブルレイヤードハウジング」を採用することにより、歪みが少なくクリアな中高音の再現が可能となった。
インナーハウジングの素材として、「XBA-1SL」には高内部損失かつ高剛性な素材である液晶ポリマーを、「XBA-2SL」、「XBA-3SL」、「XBA-4SL」にはより高品質なマグネシウム合金を採用。すべてのアウターハウジングには、共振を抑える制振ABS素材を採用している。
また、BAドライバーユニットが持つ高遮音性に加え、ハウジング部には高い遮音性を持たせた独自の「ノイズブロック構造」、イヤーピースの内側に低反撥ウレタンフォームを備えた付属の「ノイズアイソレーションイヤーピース」により、ヘッドホンからの音もれや周囲の騒音を気にすることなく音楽を楽しむことができる。
さらに、筐体サイズの小型化により、さまざまな形状の耳にフィットしやすく、安定した装着性を実現した。
XBA-1SLは、フルレンジの「シングル・バランスド・アーマチュア・ドライバーユニット」1基搭載。クリアに澄んだ伸びのあるボーカルの再現が特徴だ。
XBA-2SLは、「フルレンジ」と「ウーファー」の2基のBAドライバーユニットを組み合わせた「デュアル・バランスド・アーマチュア・ドライバーユニット」を搭載。クリアで伸びのあるボーカルと、迫力の重低音を再現する。
XBA-3SLは、「フルレンジ」、「ウーファー」、「トゥイーター」の3基のBAドライバーユニットを組み合わせた「トリプル・バランスド・アーマチュア・ドライバーユニット」を搭載。伸びのあるボーカルと迫力の重低音に加え、鮮やかできめ細かい高音を再現する。
XBA-4SLは、「フルレンジ」、「ウーファー」、「トゥイーター」、「スーパーウーファー」の全4基のBAドライバーユニットを組み合わせた「クワッド・バランスド・アーマチュア・ドライバーユニット」を搭載。深みのある低域から鮮やかできめ細かい高域まで、全帯域にわたって豊かでより洗練された音表現が可能になった。

マイク・リモコン付きタイプは、音楽や動画再生時に手元で簡単にリモコン操作が行えるiPod/iPhone/iPad用ヘッドホン。iPhone使用時にハンズフリーで通話が可能なマイクをリモコンに内蔵する。
「XBA-1IP」はXBA-1SL同様、「XBA-2IP」はXBA-2SL同様、「XBA-3IP」はXBA-3SL同様、「XBA-4IP」はXBA-4SL同様、となる。

.ノイズキャンセリングタイプの「XBA-NC85D」は、電池収納部などをハウジング内に集約することに成功した世界初となるボックスレスデザインのデジタルノイズキャンセリングヘッドホン。フルレンジのBAドライバーユニット1基を搭載し、筐体の小型化と高性能な騒音低減を両立する。
また、新開発「DNC ソフトウェアエンジン」による高精度なノイズキャンセル信号生成により、約97.5%もの高性能な騒音低減と大幅な低消費電力化を実現。筐体部には、外部からのノイズを低減する独自の「ノイズブロック構造」を採用することで、周囲からの騒音、ヘッドホンからの音漏れを大幅に低減した。
さらに、フル充電で約20時間もの利用が可能で、長距離フライトなどでも快適に利用できる。「フルオートAI ノイズキャンセリング」機能、「デジタルイコライザー」を搭載する。
加えて、イヤーピースの内側に低反撥ウレタンフォームを備え、遮音性を向上させる「ノイズアイソレーションイヤーピース」(3種類: S、M、L)、持ち運びに便利な小型の専用USB充電器を付属する。

ワイヤレスタイプのXBA-BT75は、電池収納部などをハウジング内に集約することでコントロールボックスを省いた、スマートな充電スタイルを叶えるワイヤレスヘッドセット。フルレンジのBAドライバーユニット1基を搭載する。
また、高い遮音性を持たせた「ノイズブロック」構造を筐体部に採用し、ヘッドホンからの音漏れや周囲からの騒音を低減する。
さらに、最大約2.5回分のフル充電が行える充電式電池内蔵型のキャリングケースを付属するため、キャリングケースに収納しながら充電が行える。
加えて、周囲の電波の影響による音切れが発生しにくいEDR(Enhanced Data Rate)2Mbps伝送に対応。通信状態が悪い状況下では、音質をStandard(デフォルトはHigh quality)に切り替えることにより、安定した通信状態を保つ。
インラインリモコン、ハンズフリー通話、エコーキャンセレーション、ノイズサプレッションも搭載する。

.スポーツタイプの「XBA-S65」は、水洗い可能なヘッドホン。フルレンジのBAドライバーユニット1基を搭載し、高感度で高解像度な音質を実現する。
また、イヤーピースと同素材のシリコン素材を採用した独自の「アジャスタブルイヤーループ機構」を採用し、さまざまな耳の形に添って装着できる。小型かつ軽量で耳にフィットしやすく、運動中でも外れにくい、安定した装着性が特徴。
本体カラーは、ブラックとホワイトの2色がある。

オフィシャルサイトでは、コンセプトビデオを公開しており、これらの製品のこうした特徴をダイナミックに紹介していく。

ソニー「バランスド・アーマチュア・ドライバー搭載ヘッドホン」オフィシャルサイト

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