ニコン、「Nikon 1 J1」と「Nikon 1 V1」を発売、動画で紹介

2011年09月21日14時08分商品・CM
Nikon 1 J1

ニコンの子会社であるニコンイメージングジャパンは、レンズ交換式アドバンストカメラ「Nikon 1(ワン)」シリーズ第1弾「Nikon 1 J1」と「Nikon 1 V1」(いずれもオープンプライス)を10月20日から発売する。
新しい撮像フォーマットに対応した新開発のレンズマウントシステム「Nikon 1マウント」は、専用の交換レンズ「1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6」、「1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6」、「1 NIKKOR 10mm f/2.8」、「1 NIKKOR VR 10-100mm f/4.5-5.6 PD-ZOOM」に対応するだけでなく、マウントアダプター「FT1」(12月発売予定)を装着することで、「Fマウント」のNIKKORレンズも使用できる。
また、新開発の「スーパーハイスピードAF CMOSセンサー」は、デジタル一眼レフカメラの「ニコンFXフォーマット」、「ニコンDXフォーマット」に次ぐ、同社の新たな撮像フォーマット「ニコンCXフォーマット」のCMOSセンサー。レンズ交換式デジタルカメラとしては世界初の撮像面位相差AFを搭載し、世界最速AFを誇る。
常用撮像感度はISO 100~3200で、Hi1(ISO 6400相当)まで増感可能。マルチパターン測光をはじめ、中央部重点測光、スポット測光を実現した。
さらに、同社独自の包括的画像処理コンセプト「EXPEED」を基に最適化した新画像処理エンジン「EXPEED 3」を搭載し、高速化と高性能化を同時に実現した。
ボディは、日常使いを想定して、持ち歩きに便利な軽量、コンパクトに仕上げた。4つの撮影モード(モーションスナップショット、スマートフォトセレクター、静止画、動画)を切り替えるだけで、感じたまま簡単に撮影できる。
新開発の「アドバンストハイブリットAFシステム」は、合焦時間が短く、動体への追従性に優れている位相差AFと低輝度に強いコントラストAFの2つを備えており、さまざまな撮影条件で最適なピント合わせを実現する。
また、レンズ交換式カメラでは世界初の撮像面位相差AFの採用により、撮りたい瞬間を確実にとらえる上で欠かせない高速AFを実現しており、動きのある被写体や、動きが予測しにくい動物や子供などを撮影するとき、シャッターチャンスを逃さずに大切な一瞬を残せる。
さらに、AF追従で世界最速約10コマ/秒や、AF固定時には世界最速約60コマ/秒の速さでの高速連続撮影などが行える。
AFフォーカスポイントも、位相差AF搭載でレンズ交換式デジタルカメラとしては世界最多の73点AFフォーカスポイント数を実現した。
「モーションスナップショット」は、シャッターボタンを押すだけで、静止画とその前後の僅かな時間を高解像度のスローモーション動画として記録する機能。印象的な0.4倍速スローモーション動画と静止画を合わせた形で再生することで、ちょっとした表情の変化や愛らしいしぐさ、風にそよぐ木々や自然の中の揺らめきの瞬間などを臨場感を持ってエモーショナルに表現する。
撮影・記録は、4種類のテーマのBGM(「きらめき」、「ゆらめき」、「やすらぎ」、「愛らしさ」)の中から撮影前に選択でき、シャッターを半押しすると先取り撮影が始まり、全押しで静止画を一枚記録するとともに、シャッターを押した前後の動画を約1秒間記録する。
再生は、撮影した動画を約2.5秒間スローモーション再生した後、続いて高精細な静止画(3840×2160ピクセル)が表示される。再生時は、撮影する際に予め設定しておいたテーマに合ったBGMとともに約10秒間再生する。
「スマートフォトセレクター」は、シャッターを切った前後の画像を自動的に撮影し、撮影完了後、ベストショットを自動的に選び表示する機能。
撮影・記録は、撮影モードをスマートフォトセレクターに設定し、シャッターボタンを半押しして合焦すると先取り撮影が始まる。撮影できる画像は、シャッターボタンを全押しする付近の最大20枚。その中から、動きや構図が最適なベストショット1枚と候補の4枚の最大5枚を記録する。
再生は、候補画像5枚の中からベストショットを選び直し、不要な画像を削除することができる。
ボディデザインは、「シンプル」、「すっきり」、「スマート」、「ハイクオリティ」の共通コンセプトを採用。リアグリップを置くことで、シンプルフラットでありながらホールディング性も備える。
カラーバリエーションは、Nikon 1 J1はホワイト、ブラック、ピンク(数量限定)、シルバー、レッドの5色、Nikon 1 V1はブラックとホワイトの2色で展開する。レンズにもカラーバリエーションを設け、ボディーと同調した色を用意して一体感を持たせた。
液晶モニターの操作画面の表示は、ボディデザイン同様にシンプルですっきりした構成で、メニュー項目数も必要な数に絞り、直感的で分かりやすいデザインに仕上げた。
液晶モニターは、Nikon 1 J1には3型約46万ドット、Nikon 1 V1には3型約92万ドットの広視野角液晶モニターを搭載。保護ガラスと液晶パネルの間に空気層がないエアギャップレス構造を採用しているため、薄型化を達成するとともに屋外での視認性も高く、きれいな画像を楽しめる。
カメラに同梱されている「Short Movie Creator」は、静止画、動画を使って存分に楽しむことができる自動動画編集ソフトウェア。映像効果と音楽を選べば、オリジナルのショートムービーが簡単に作れる。
編集したショートムービーはメモリーカードに保存して鑑賞したり、YouTubeなどの動画共有サイトへアップロードするためのムービーとしても使える。
また、画像の取り込み、閲覧、編集、共有まで、すべての管理ができるソフトウエア「ViewNX 2」と連携しており、静止画と動画を一括で管理、編集できる。
製品情報サイトでは、「新機能」ではモーションスナップショットのサンプル映像、「パフォーマンス」では世界最速AFx世界最多フォーカスポイントと世界最速高速連続撮影のサンプル画像、「ムービー」ではフルHD動画とスローモーション動画のサンプル画像がそれぞれ見られる。

ニコンイメージング「Nikon 1 JI」製品情報

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