サンの友情、テスの忠心!黒幕を暴け!「イ・サン」27話あらすじ、予告動画とダイジェスト-NHK
儺礼戯(ナレイ)でテスが警告の発砲をしたおかげでサンの暗殺は未遂に終わったが、キム・ギジュの企みで王室行事中に銃を撃ったテスは連行されてしまう…第27話の見どころは、囚われたテスとサンとのツーショットの場面、互いを思いやる素敵なシーン。更に、今回から、いよいよサン暗殺の黒幕探しが本格的に始まることになる。第27話の予告動画は番組サイトで視聴できる。前回までのドラマを見逃した方は、前2回までのダイジェスト動画が用意されているので、[「イ・サン」を2倍楽しむ]のあらすじとあわせてチェックをどうぞ。
捕らえられたテスたちの釈放を命じるため義禁府に駆けつけたサンはすぐに釈放を命じるが、拘束を命じたキム・ギジュはテスが英祖(ヨンジョ)の命を狙った疑いがあるとして断る。サンの暗殺に失敗したキム・ギジュは、サンが英祖の暗殺をテスに命じたという謀反のぬれぎぬを着せるつもりなのだ。自分を守ってくれたテスの無実を絶対に証明すると誓うサンの友情、主君の身を案じて何もしないで欲しいと頼む忠心、短いながら今後生涯続く二人の関係を象徴する実に素晴らしいシーンなのでお見逃しなく。
テスの本気度にあせりを感じた貞純王妃の兄ギジュは、サンが捜査に当たっている間にテスから嘘の自供を取ろうと企て拷問を命じる。拷問が始まったその瞬間、何者かの指示でテスはどこかに連れ去られる。囚われの身となったテスにひと目会おうと義禁府にやってきたソンヨンとおじのタルホは、テスが消えたことに大騒ぎする。
さて、そのテスだが、彼を連れ去ったのは他でもない英祖王だった。ナレイでの事件が単なる事故でないと睨んだ英祖は独自に調査を進め、テスに詳しい事情の聞こうとしたのだ。テスは今回の事件はもちろん、これまでサンを襲った数々の暗殺事件もすべて英祖に話した。英祖は、ことの深刻さを改めて思い知り、ホン・グギョンを司憲府執義(サホンシビ)に任命し、一連の真の黒幕を暴くことを命じる。
司憲府執義とは、官職者の違法行為などを監視監督する職で、同庁で2番目に高い地位。グギョンは異例の昇進人事で、捜査を全権を委任されたのだ。さあ、ここからグギョンをボスに、テス、ジャンボ、ソッキの極秘チームが活躍する。このチームは、今後ドラマの終盤まで固い結束力で結ばれ、さまざまな危険からサンを守ることになる。チーム結成の門出を祝してグギョンが用意したのは妓楼の一席。この席での初心なテスの態度も見どころのひとつ。また、今回の捜査で、グギョンはサンの母恵嬪にも協力を願いでる。この一件でグギョンは恵嬪からの信任を得ることになる。しかし、後々これが大きな問題となるので、マークしておこう。
極秘チームが最初にやったのはキム・キジュの拉致!英祖からはどんな方法でも良いから黒幕を暴け、と言われたが、随分と荒っぽいことから始めたものだ。さすがにすぐに宮中に知れ渡り、サンの耳にも入った。サンは、グギョンを呼び寄せ「お前の仕業か?」と尋ねる。シラをきるグギョン。
今回もうひとつぜひとも見ておいて欲しい見どころ場面がある。グギョンを司憲府執義に任命した後、英祖が、王の護衛部隊である義禁府を使えといったとき、グギョンが何の証拠もなしに「義禁府はサンの敵だ」という。直後に英祖が一喝し、グギョンが縮み上がるカットがある。時間にしてほんの数秒だが、名だたる監督たちがイ・スンジェを使いたがる訳がわかる実に貫禄のある演技だ。
第27話は10月23日(日)よる11時からのNHKで放送。予告動画とダイジェストは番組サイトで公開している。
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