16日金曜ロードショーで、ジブリ史上最年少監督が紡いだ「借りぐらしのアリエッティ」早くもテレビ初登場!関連動画

2011年12月16日15時00分アニメ

昨夏大ヒット上映した映画「借りぐらしのアリエッティ」が、明日16日の日本テレビ「金曜ロードショー」にてテレビ初登場!このアニメ映画が、メアリー・ノートンのイギリスの児童文学「床下の小人たち」(原題:The Borrowers)が原作で、1952年に出版され、この年のカーネギー賞を受賞しているファンタジー小説、第2日テレでは、DVD&ブルーレイディスク発売イベントの際の動画など、関連が公開されている。



小人の少女・アリエッティは、郊外にある古い屋敷の床下で、人間の生活品を借りながら、両親と密かに慎ましく暮らす小人。ある日、その屋敷に引越してきた少年・翔に自分の姿を見られてしまう。
「家族を危険にさらしている」という父に、反発するアリエッティ。アリエッティは、生来の好奇心と向こう見ずな性格も手伝って、次第に翔に近づいて行く。そんな、アリエッティの家族に大きな事件が迫っていた。果たして、人間と小人は共生できないのか?どちらが滅びゆく種族なのか!?

あらすじだけ読んでもわくわくする物語の映像化は、元々は、約40年前にアニメーション監督の宮崎駿と高畑勲によって考えられた企画だったが、2008年初夏になって宮崎駿によって改めて企画された。プロデューサーは、スタジオジブリの設立から参加した鈴木敏夫。「おもひでぽろぽろ」('91)、「紅の豚」('92)、「平成狸合戦ぽんぽこ」('94)、「耳をすませば」('95)、「もののけ姫」('97)、「ホーホケキョ となりの山田くん」('99)、「千と千尋の神隠し」('01)、「猫の恩返し」「ギブリーズ episode2」('02)、「ハウルの動く城」('04)、「ゲド戦記」('06)、「崖の上のポニョ」('08)のプロデュースを担当した敏腕プロデューサーだ。
鈴木の肝いりで監督に抜擢されたのが米林宏昌。「もののけ姫」('97)、「ホーホケキョ となりの山田くん」('99)では動画、「千と千尋の神隠し」('01)で初めて原画に。その後、「ギブリーズ episode2」('02)、「ハウルの動く城」('04)、「崖の上のポニョ」('08)で原画、「ゲド戦記」('06)では作画監督補を務め、今回初の監督に挑戦した。

ジブリ作品の映像の美しさは誰もが知るところだが、今回の「借りぐらしのアリエッティ」の映像は、その中でも群を抜いて美しい。映画を見ていない方も、昨年の夏、テレビから流れるスポット映像などで目にしたことがあるのではないだろうか。番組サイトTOPページの葉っぱのリアリティさ、その葉っぱにたまったしずくがまとまって今にもこぼれそうになっている様は、本物以上のリアリティーさえ感じる。
この素晴らしいアニメーションを担当したのは、作画監督の賀川愛と山下明彦、美術監督の武重用二と吉田昇、色指定の森奈緒美など、ジブリファンなら映画のエンドロールでいつも見ているプロ集団。

そして、素晴らしいアニメーションに声で出演したのは、アリエッティに志田未来、アリエッティの両親に、三浦友和と大竹しのぶ。翔に神木隆之助、翔のおばあさんの妹の貞子に竹下景子。貞子の家のお手伝いに樹木希林といった、若手、ベテランともに演技に定評のある実力派ぞろい。現在も公開している映画公式サイトには、それぞれイラストと一緒に声の出演者の写真が公開されて入るのでチェックしてみてはいかがだろう。⇒ 映画公式サイト「キャラクター&声の出演者紹介」

ジブリ映画「借りぐらしのアリエッティ」は、明日16日(金)夜9時から日本テレビで放送。第2日テレでは、番組関連動画が公開されている。

日テレ「借りぐらしのアリエッティ」番組サイト
第2日テレ「ジブリがいっぱい」関連動画

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