K-POP、超新星・ソンモが皇太子の「ミュージカル宮」観覧レポート①!ソンモとSS501キュジョン挨拶動画公開中
ミリオンセラーをたたき出した韓国の少女漫画が原作の王室ラブストーリー「宮」は、世界23カ国で社会現象を巻き起こした大ヒット王室ラブストーリー…この作品が、今度はミュージカルになって、K-POPのアイドル超新星のソンモと、SS501のキム・キュジョンのダブルキャストで、東京国際フォーラムCにて、12月30日(金)まで上演されている!公式サイトには、ソンモとキュジョンの会見動画が公開されている。ナビコンでは、20日(火)午後2時の回の公演を観覧したのでレポートしよう。
まずは簡単な作品紹介から。「宮」は、「もしも韓国にまだ王室が続いていたら・・・?」という、奇想天外な設定で始まるラブコメディ。ラブコメと言っても、皇太子シン君と借金返済のために皇室に嫁いだチェギョンとの胸キュンのラブラインを縦軸に、望まない皇太子という地位に就いたシン君のジレンマや、皇后と息子ユル君の皇太子の地位をはく奪されたヘジョン宮の、復讐と皇位への執着、そして、ユル君のせつないチェギョンへの想いなどを絡ませた、見ごたえたっぷりのストーリー。そんなドラマが、ミュージカルでどんなかたちで仕上がるのか?ということで、今回はいつもの90%の再現レポートではなく、次の視点でミュージカルを厳しくチェックした。ドラマ「宮」についてはこちらで詳しく紹介⇒「宮~クン」を2倍楽しむ
(1)ドラマの最高のキャスティングを超えることはできるのか?
⇒シン君=チュ・ジフン、チェギョン=ユン・ウネ、
ユル君=John-Hoon(キム・ジョンフン)他
(2)60億ウォン賭けたドラマの調度品をどう再現するのか?
(3)全24話のドラマストーリーを2時間半ほどのミュージカルにどうまとめるのか?
(4)ドラマの名場面は盛り込まれているのか?
では、チェック開始!
■チェック(1)
20日(火)午後2時の回のキャストは次の通り。
シン君=超新星ソンモ、チェギョン=チェ・イェスル、ユル君=ユ・スンヒョン。
ドラマではシン君がユル君より長身だったので、ミュージカルで、シン君とユル君の身長が逆で違和感があった。(でも、ソンモだって180㎝、決して小さくはない。しかし、相手が悪い、モデル出身のチュ・ジフンは187㎝…)
ところが、ミュージカルが始まるとそんな心配すぐに吹き飛んだ。チェギョンへのツンデレぶりとあのイケメンなルックスは、憧れの皇太子そのもの。もちろん実力派歌手のソンモの歌はお見事。しかし、もっと驚いたのは、ユル君の歌唱力!恥ずかしながら記者は演じたユ・スンヒョンを知らなかった。(スンヒョンと聞けば、「善徳女王」のアルチョンを演じたイ・スンヒョンか、FTislandのソン・スンヒョンを想像してしまう。ミアネヨ~)彼の全くぶれない音に伸びやかな高音。チェギョンとのデュエットでは思わずトリハダがたってしまった。それもそのはず!ユ・スンヒョンは、「Music in my heart」などたくさんのミュージカルに出演している、れっきとしたミュージカルスターなのだち、上演後ソンモが教えてくれた。チェギョンを演じたチェ・イェスルも「シンデレラのお姉さん」や「イタズラなKiss」のOSTで、そのみごとな歌声を披露した実力派の新人。そしてもう一人どうしても紹介しておきたいのが、コン内官を演じたイ・フンジン。丸い体を揺らしながら、コミカルにドラマをリードする役だが、彼の声がまた実にすばらしい。超新星の「Shining★Staar」をお腹を突き出しコミカルに歌う様は、笑いと同時にその歌のうまさに驚いた。こちらも上演後にソンモが、イ・フンジンもまた有名なミュージカルスターだとおしえてくれた。
他にも、皇太后役のボン・ウンソンの演技力、ユル君の母であるヘジョン宮を演じたムン・ジウォン抜群のスタイルと迫力の歌と演技は、病みつきになりそうだ。
■チェック(2)
ドラマは豪華絢爛なら、こちらはみごとな舞台演出が光っていた。まず台詞は全編韓国語で、舞台両袖に字幕が流れる。このミュージカルは、京都南座でも上演されたが、あちらは歌舞伎を行う舞台ならではの花道を活かした演出だったが、こちらは、花道の代わりに客席を使う。(シン君が客席から登場したときなど、観客は狂喜乱舞の大歓声!どこで登場するかは、観てのお楽しみ!)
場面転換も違和感なくスムーズに行われ、コン内官が皇室の系図を紹介する場面や、シン君の想像の場面、大勢のニュースキャスターと新聞を使った場面や火事の舞台演出など、思わず「なるほどそうきたか!」と唸ってしまうほど。
また韓国歴史ドラマで雅な方が載る輿も登場するのだが、これを使ったギャグもお腹を抱えて笑ってしまった。
舞台演出と言えば、仮面をつけたシン君の群舞は圧巻!さすがアイドル。まるでK-POPのステージを見るようだ。(取材レポ②へつづく)
「ミュージカル宮」公式サイト
※12月23日(金)の18:00の公演の見切り席を販売決定!
12月23日(金)のソンモの千秋楽となる公演の見切り席を若干枚数、販売することが決定。
明日の10:00より、チケットぴあにて販売を開始。今回販売するチケットは全席S席だが、座席によっては公演が見にくい場合もあるとのこと。ご了承の上ご検討を!
●チケットぴあにて販売!
・TEL:ミュージカル宮専用ダイヤル 0570-02-9914
・WEB:http://pia.jp/t/musical-k/(PC/MOBILE共通)
・店舗:チケットぴあのお店、セブン-イレブン、サークルK・サンクス
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