【1月新ドラマ】沖縄返還密約事件を描いた山崎豊子原作を本木雅弘主演で映像化「運命の人」予告動画-TBS

2012年01月15日09時30分ドラマ

1月15日、TBS日曜劇場「運命の人」がスタート、戦後最大の政治スキャンダルと当時を騒がせた事件をモチーフにした作品を本木雅弘、松たか子、真木よう子出演で描き出す。

「白い巨塔」「華麗なる一族」「大地の子」「沈まぬ太陽」などその作品が次々に映像化されてヒットとなる山崎豊子の最新作が早くもテレビドラマで登場する。実際に起こった事件を綿密な取材により再構成する手法に定評のある山崎が手掛けた今回の作品は、1971年の沖縄返還協定に絡む機密漏えい事件が題材となる。
このドラマで本木は約6年ぶりで民放ドラマの主演を務める。本木演じる新聞記者・弓成亮太を巡る2人の女性には松たか子と真木よう子が抜擢。その他出演者に大森南朋、長谷川博己、原田泰造、市川亀治郎、笹野高史、柄本明、北大路欣也といった豪華キャストが重厚な山崎作品を彩る。
国家権力の欺瞞を暴こうと使命に燃える弓成亮太と、あるきっかけで弓成に出会い事件の鍵となる女性外務省事務官。三木昭子(真木)、そして記者の夫を支えつつも疑念を抑えられない弓成の妻・由里子(松)が中心となり、国家を揺るがす大事件への序章が始まる。政治上の駆け引きに個人の思惑と関係が複雑に絡み、多くの人々が運命に翻弄される姿が描かれる。男と女、個人と国家が織り成す壮大なドラマに注目だ。
ドラマでは当時の雰囲気を忠実に再現すべく、撮影には登録有形文化財の名古屋市役所、静岡県庁、栃木県庁昭和館など全国各地の歴史的建造物を利用してリアルな1970年代を映し出している。連続ドラマでは異例の5ヶ月という撮影期間を費やし、スタッフ・キャスト共に当時のニュース映像を参照して細部にまでこだわっているセットや衣装、小道具にも目を向けたい。

日曜劇場「運命の人」は15日スタート、毎週日曜日よる9時から、初回は90分拡大枠で放送。予告動画は番組公式サイトで視聴出来る。


日曜劇場「運命の人」|TBSテレビ

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