2012年冬ドラマ視聴率1位「ストロベリーナイト」第2話の被害者はガチャゲー会員!あらすじと予告動画
「このヤマ(事件)絶対取るわよ!」がキメゼリフの「ストロベリーナイト」、新メンバーも加わった姫川班が活躍した10日放送・第1話の視聴率は、16.8%と、今のところ、2012年の民放各局の冬ドラマでトップを走る…第2話は、覚せい剤使用痕跡のある若い男性3人の死亡事件を捜査する!番組サイトには予告動画が公開されている。
今夜は、誉田哲也の姫川玲子シリーズの短編集「シンメトリー」の「右では殴らない」のエピソードから。
姫川玲子(竹内結子)の元に、監察医の國奥から1本の電話が入り、3人の男が劇症肝炎で相次いで死亡したと聞く。3人の体内からは“ゼブラ”薬物が発見された。本来は覚せい剤取締法違反の事件だが、異常性を感じた玲子は連続殺人ではないかと捜査を開始する。
今回の捜査には、姫川班と三係の島班、遺体が発見された各所轄から生活安全課と刑組課の刑事が担当する。さらには、ガンテツこと勝俣健作警部補(武田鉄矢)が介入してきた。
捜査を進める玲子たちは、被害者3名がオンラインゲームサイト“ガチャゲー”に会員登録をしていて、ゲームの中で共通の相手と接触していたことを知る。玲子はホシがゲームの中で知り合った不特定多数の相手に毒入り麻薬を配っている可能性を疑い捜査をすすめるうえで、一人の人物が浮上する。
さて、原作にオリジナル性を持たせたドラマ「ストロベリーナイト」。第2話のエピソードタイトルとなっている「右では殴らない」だが、これは、玲子が、事件捜査中の、あまりのやりきれなさに思わずやってしまった行動に対して、彼女が自戒した言葉。彼女はいったい何をしたのか?
今夜のゲストは、大政絢。何かと怪しい役柄を演じることの多い女優だが、果たして今夜彼女が演じる役どころは?
2012年のドラマがスタートし、初回の視聴率も気になるところだが、1月17日現在、この「ストロベリーナイト」が1位となっている。原作の良さに加え、ドラマ脚本で描かれる丁寧な人物描写。そして何より姫川班の魅力的な面々。さらに、姫川班以外のキャスティングの、ドラマ好調の一因となっているはず。
第2話では、原作本でもおなじみの監察医の國奥が登場する。この人物、30歳になったばかりの玲子を本気で落とそうとし、菊田刑事(西島秀俊)を本気にライバル視するユニークな老人。こうした色っぽい老人役をやらせると天下一品の津川雅彦が演じる。玲子に片思いといえば、もう一人気になる人物がいる。亀有西署の井岡刑事だ。成瀬勝久のとぼけた演技ぶりは、2010年に放送したスペシャル版でも大いにドラマを和ませてくれたが、今回もそのユニークな演技に期待大である。
そして、ときには主役の玲子以上の存在感を放つ、玲子の天敵、ガンテツこと勝俣警部補。武田鉄矢の演技は独特の“金八風”でありながらも、見事な憎まれ役からも目が離せない。
新ドラマ「ストロベリーナイト」の第2話「右では殴らない」は、今夜17日(火)夜9時から15分時間を拡大して放送される。予告編は番組サイトの「Story」で見ることができる。
フジ「ストロベリーナイト番組サイト
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