サントリー、「ボス レインボーマウンテンブレンド」TVCM「地球調査シリーズ」寺島しのぶ、松原智恵子、渡辺哲、田中哲司出演TVCMを公開

サントリー食品インターナショナルは、ハリウッド俳優トミー・リー・ジョーンズ扮する宇宙人ジョーンズで好評を博している「ボス レインボーマウンテンブレンド」TVCM「地球調査シリーズ」第34弾「医師」篇を公開した。
同シリーズは、とある惑星からやってきた宇宙人ジョーンズが、大物ハリウッド俳優トミー・リー・ジョーンズそっくりの地球人になりすまし、さまざまな職業を転々としながら未知なる惑星・地球を調査していく。2006年4月の放送開始から、今年で7年目を迎えた。
第34弾となる医師篇では、ジョーンズをサポートする看護士役の寺島しのぶをはじめ、患者役に松原智恵子、渡辺哲、役所の職員役に田中哲司という4人の豪華俳優陣がゲスト出演。個性豊かな日米の本格派俳優が繰り広げる心温まるヒューマンドラマに仕上がった。
CMは、とある小さな離島で、一軒の診療所に多くの島民が列をなしている。その診療所の医師は、地球調査中の宇宙人ジョーンズ。「この惑星の、医者と呼ばれる存在は、やたらと頼りにされてしまう」というナレーションが入る。虫歯を抜いたり、首を痛めた島民(渡辺哲)に整体を施したり、時には胃カメラの検査も行う。
ある日、往診先で寝込んでいる女性(松原智恵子)の治療を行うと、患部に当てた手の平から赤い光の輪を放つなど、宇宙人ならではの特殊能力を駆使した治療を行う。女性はジョーンズの手を握り、「先生、この島に、ずっといてくださいね」と言葉をかける。
その日の夜、看護士(寺島しのぶ)がジョーンズに、「みんな疑ってたんですよ、ヤブ医者じゃないかって」と、島民に慕われている様子を嬉しそうに伝える。
そんなある日、診療所に1台の車がやってくる。看護師が「先生、役所の方が」とジョーンズに来客を伝えと、役所の職員(田中哲司)が入ってきて、「ジョーンズさん、許可は得ていらっしゃいますか?」とたずねる。
場面は変わり島の港へ。出航する船の中にはジョーンズと役所の職員が乗っている。そこへ、「センセーイ!」という声がし、船から防波堤を見ると看護士や大勢の島民が大きく手を振り、涙ながらに「ありがとう!」と叫んでいる。
島民たちを見つめるジョーンズの姿に、「ただ、この惑星のありがとうは、どんな顔をしていいか、分からない」というナレーションが入り、同飲料を飲みながら感動の別れのシーンで締めくくる。
撮影では、ジョーンズは、30タイトル以上に及ぶシリーズで初めて地球人に「ありがとう」と心から感謝される医師役を演じた。撮影現場でも、共演者と気さくに冗談を言い合ったり、エキストラの背中をたたいて労をねぎらったりと、優しく周りを気遣う一面を見せていた。
寺島しのぶは、ジョーンズとの初対面で「Nice to meet you~」と堪能な英語を駆使して自己紹介。撮影中も、お互いに英語でコミュニケーションを図り、医師役のジョーンズと看護士役の寺島しのぶの息はぴったり。
休憩中は、ジョーンズの言葉を共演者に通訳するなど、出演者のコミュニケーションの手助けをしていた。医師を支える看護士としての献身的な演技はもちろんのこと、本番以外でも現場を温かく見守り続けた彼女のお陰で、撮影はスムーズに進行した。
松原智恵子は、今回のCMでは病人役を演じた。ジョーンズは、「おはようございます!」と元気にスタジオ入りして笑顔で握手を交わした彼女に、「とても健康的ですね」とコメント。その言葉に、スタジオは笑いに包まれた。
また、寺島しのぶの通訳を介して、「私のほうが、ジョーンズさんよりも1歳年上なんですよ」と声をかけると、思わず目を丸くして、まじまじと彼女を見つめる場面も。何とも微笑ましい光景に、現場は和やかな空気に包まれた。
ジョーンズが首を痛めた島民役・渡辺哲に整体を施すシーン。本番前にジョーンズは、「このシーンでは僕が君の動きに合わせてお芝居するから」と提案。渡辺哲は、「普通、主役に合わせるのが脇役なんだけど、彼はこっちが主導で動いた方が良い画が撮れると分かっているから、そう言ってくれた。プロだね」と感心。細部にも自分なりのこだわりを持って演じる2人ならではのエピソードだった。
田中哲司は、「普段見ているCMに出演できて、素直に嬉しかったです」と、撮影の感想を語る。ジョーンズの印象については、「とにかく大きかったですね。迫力というかオーラがあった」とのことで、「そんなジョーンズさんを問い詰める役を演じることができて光栄です。そんな役はこういう機会でもなければ、一生できなかったですからね」と、笑顔で語っていた。
サントリー「ボス レインボーマウンテンブレンド」CM動画