そして運命の夜に至る、妊婦の死を巡る第2章の幕開け…ドラマ「聖なる怪物たち」予告動画と前回のあらすじ-テレ朝
2月16日、テレビ朝日系のドラマ「聖なる怪物たち」は第5話を放送、初回放送で描かれた謎の妊婦の帝王切開の夜まで時が戻り、新たなドラマが展開する。何も知らないまま健吾(岡田将生)が執刀した妊婦が死に、赤ちゃんだけが残った経緯には欲望から生まれた壮絶な闇が待ち受けていた。真実を求める健吾の動きが、次の悲劇の糸を引く。
■第4話あらすじ
古株入院患者の糸川(渡辺いっけい)のレントゲンを見た健吾は、ただの胃潰瘍ではないと思い精密検査を行おうとするが糸川は逃げ回って検査をさせてくれない。糸川は子どものように院内を逃げ回り、断固として検査を拒否するだけだった。
その頃圭子(加藤あい)は三恵(鈴木杏)が赤ちゃんの名前を勝手に付けるなど暴走しはじめていることを困惑気味に優佳(中谷美紀)に相談したが、優佳は子どもを抱くのは圭子であると優しく諭す。その夜、日向家で敏雄(長谷川博己)と圭子、三恵に優佳が交じって食卓を囲んだ。三恵の食事に気を使う圭子、それを突き放す三恵、三恵を庇う敏雄。それらの様子を優佳はただじっと観察していた。
院長の大久保(小日向文世)に内視鏡が老朽化している旨を健吾が報告すると、そのついでに外科医でバイトしてくれる人をしらないかと尋ねられた。しかしすぐにバイトの件を否定し、大久保は内視鏡の件はなんとかすると言って健吾を帰した。大久保は金策に走っていた。慶林大学病院の仲介で敏雄を紹介してもらった大久保は融資を依頼するものの、自分で何とかするべきと言い放つ敏雄に断られてしまう。
健吾は大久保に言われたバイトの件を気にして、大学病院まで友人の竹内(南圭介)を尋ねていた。バイトの件はあっけなく断られるが、その時に瑶子(大政絢)と竹内がかつて交際していたこと、瑶子が最近200万円を借りたいと竹内に連絡してきたことなどを知らされた。そして病院で瑶子にあった健吾はすぐさま200万円の件を問い詰めるが、瑶子は答えず走り去る。そんな中、糸川が院外で泥酔して負傷してしまった。処置をする水原(勝村政信)から糸川が実は天涯孤独の身で、健吾がこれまで聞かされた糸川の家族の話はすべて昔の内容だったと知らされる。糸川に夜まで付き添っていた健吾は、自らが思う命とは、生きることはについて語り始める。そして糸川にも命と向き合い闘って欲しいと訴えるのだった。
ある日、圭子が留守の間に三恵の世話を頼まれた優佳が日向邸に向かうと、そこに三恵の姿はなかった。三恵の部屋の電話機からすぐさまリダイアルをするとタクシー会社に繋がった。優佳は妹が自殺しようとしていると芝居を打ち、タクシー会社から行き先を聞きつけてホテルに乗り込み、部屋を教えさせる。逃げ出してしまった三恵を優佳は自宅に連れ帰る。そこで、敏雄と三恵の本当の関係は何かを問い質す。優佳の策略で、三恵はお腹の子どもが実は敏雄との間に出来た子どもだと打ち明けてしまう。三恵が妊娠した頃に代理母出産の話を持ちかけられた敏雄が、友人の医師をも抱きこみ仕掛けた壮大な嘘だったのだ。
翌日敏雄を問い質しに向かった優佳は、敏雄から圭子を愛する故の嘘だと平然と言われる。優佳はこみ上げる感情を押し殺して、敏雄に嘘をつき通すように迫る。敏雄と優佳が部屋から出る際、その姿を大久保に見つかってしまう。敏雄に再度融資を申し出に来た大久保だったが、優佳の姿を見て慌てて隠れてしまう。
糸川はついに検査を受ける決意をし、それを健吾に告げた。その一方で、瑶子についてもあの女は危ないと忠告していた。瑶子は患者から医者への賄賂を騙し取っており、そうした裏の顔を全て糸川は知っていた。その時優佳は大久保から呼び出しを受けていた。敏雄と一緒にいるところを見たと大久保は切り出し、二人が義理の姉弟である関係を聞くと融資を取り持ってくれるように願い出るが、優佳は二の句も次がせず断りを入れた。
日向家では圭子と三恵が食卓を囲んでいた。子どもの名前は圭子が付けてくれと殊勝になった三恵に感激して圭子が席を立った隙に三恵は再び逃亡を企てるが見つかってしまう。急いで飛び出した三恵は誤って階段で足を滑らせてしまう。程なく臨月というお腹を抱えてうずくまる三恵を前に圭子は青ざめる。
<第5話みどころ>
これまでの流れで第1話冒頭への経緯が明かされ、いよいよそこから先の展開が待ち受ける。身元不明の妊婦の子として取り上げられた子はどんあ運命を辿るのか。赤子を自らの手に入れるために優佳と圭子の姉妹、そして敏雄はどう立ち回るのか。嘘を守るために利用される瑶子と健吾の関係、そして医療ミスをしたと憔悴する健吾がどう立ち上がるのか、更なる波乱の幕開けとなる。
ドラマ「聖なる怪物たち」は16日(水)よる9時から放送。予告動画はドラマ公式サイトトップページで視聴出来る。
聖なる怪物たち|テレビ朝日
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