真実を追究する健吾がついに師長・春日井に迫る…ドラマ「聖なる怪物たち」第7話予告動画と前回のあらすじ-テレビ朝日
3月1日、テレビ朝日系で放送のドラマ「聖なる怪物たち」は第7話を放送、三恵(鈴木杏)について重要な情報を入手した健吾(岡田将生)は当時の手術に立ち会った春日井優佳(中谷美紀)に詰め寄る。一体どれだけの人間がこの事件に関与しているのか手探り状態の健吾に、真実を暴露されることを恐れる者たちが次々と立ちはだかる。
■第6話あらすじ
三恵の行方を追っていたものの手がかりを失って途方に暮れている健吾に声を掛ける男がいた。その男は平井邦夫(長谷川朝晴)といい、警察手帳を見せた。平井は瑶子(大政絢)の兄であると明かし、最近様子のおかしい瑶子を尾行していた時に健吾との交際を知ったと告げた。何か捜しものをしているのかと尋ねる平井だったが、健吾は何も話さず立ち去ろうとした。別れ際に平井は自分の名刺を健吾に差し出した。
大久保記念病院に戻った健吾は糸川(渡辺いっけい)に胃がん告知をする。治療法について手術を勧める健吾に対し、食べる楽しみがなくなるとして糸川は手術を拒否する。その時病院に電話が鳴り、優佳(中谷美紀)がそれを受けた。それはタクシー会社から健吾へ宛てた電話で、21日に妊婦を乗せたタクシーは無かったと報告する内容だった。これによって優佳は健吾が真実究明について動き回っている事を察する。ある時、糸川の説得に病室を訪れた健吾は、雑誌の表紙に載る敏雄(長谷川博己)を目にし、敏雄の肩書きを知る。
健吾はすぐさま星応育英会を訪ねて敏雄に面会し、もらった赤ん坊について教えて欲しいと詰め寄る。母親・華江(山本陽子)の手前もあり、勘違いだと突っぱねる敏雄は警備員を呼び出し健吾を排除する。
その翌日、大久保記念病院に慶林大学病院の塩野教授(山田明郷)が訪れ、大久保院長(小日向文世)から健吾は大学病院に戻るように決められてしまう。健吾の後任も決まっているといい、残留を願い出る健吾には為す術も無かった。病院の屋上で瑶子にこの出来事を告げると、この機会に別れようと切り出される。この前夜、瑶子は金の無心をする兄・邦夫の名刺を健吾の机から見つけ、兄が健吾に接触したことに危機感を覚えていた。健吾の異動の話は糸川も知るところとなり、自分を執刀するのでは無かったかと怒りをぶつける糸川に健吾は弁解の言葉も出なかった。
その頃、大久保院長は敏雄に連絡を取り、健吾を大学病院に戻したことを報告した。真相を探るべく立ち回る健吾に金とポストを与えて管理するこの人事は、全て優佳の考えた筋書きだった。健吾は自分の後任となった同期の竹内(南圭介)に敏雄の事を訪ねると、塩野のパトロンであることを知らされた。そして、以前健吾が大学病院で敏雄の妻が流産した様子を見かけたことも切り出された。更に竹内からは、今後は大学病院が大久保記念病院のバックアップをすることとなったという裏話を教えられる。
日向家では、華江と圭子(加藤あい)の対立が深まっていた。赤ん坊を巡って子育て方法などで言い合う事が多くなり、華江は育児出産本の執筆に掛かりきりの圭子を批判する。優佳は華江との仲も良好に保つように圭子に意見するが、自分の言いたいことは言わなければと圭子は意気込むのだった。
慶林大学での勤務が始まった健吾は、合間に日向圭子のカルテを探していたが一般の院内端末からはアクセスすることが出来なかった。圭子について探るうちに、圭子の処置に関わった医師と看護婦の全てが異動によってこの病院からいないという事実を知る。圭子のカルテは塩野教授の端末からしか閲覧出来ない事を知らされた健吾は、塩野教授の部屋へ赴き新しいプロジェクトについて質問をしにいく。折からの来客で教授室で待機することになった健吾は、その間に塩野教授のパソコンを使って日向圭子のカルテにアクセスした。そこには子宮摘出の事実が書かれていた。それでは、今日向家に生まれた赤ん坊は誰が産んだ子どもなのか。
再度敏雄を訪ねるため、圭子の育児本出版記念パーティに健吾は姿を現した。それを見つけた敏雄は警備員を呼ぼうとするが、二人の経緯を知らない圭子が健吾を見つけ、姉の病院で働く先生だからと言って挨拶をしにいく。あの時お腹の中にいた子どもですと赤ん坊を見せる圭子に、健吾は赤ん坊を抱かせてもらうように申し出る。赤ん坊を腕に抱き、これは三恵が生んだ赤ん坊ではないかとの思いを口にしようとしたその時、優佳が現れて健吾を別室に招いた。健吾は圭子が子宮摘出している事実を告げ、あの赤ん坊が三恵が生んだ子ではないかと優佳に追求する。優佳は三恵が代理出産を引き受け、遺伝子としては敏雄と圭子の子どもに間違いはないと健吾に説明した。そして三恵は優佳が弔ったことも明かした。
妊婦の素性を知った健吾は、三恵がかつて働いていた幼稚園に行き園長に三恵のことを尋ねた。園長は三恵の郷里の友人とする人物の名刺を見せてくれた。名刺に書かれた本間篤志という人物に会うため、健吾は三恵の郷里を尋ねた。
本間篤志(田中哲司)は三恵と不倫関係にあった男で、妻に関係が発覚した事で小さな町にはいられなくなり三恵が町を出て行ってしまったことなどを語った。その後妻と離婚して三恵を探す本間は昨年から連絡が取れなくなっていたことも語った。本間に三恵の死を看取った事を健吾が告げると、本間は輸血が間に合わなかったからだろうと泣きながら語った。三恵の血液型は特殊だったから事故には気をつけるようにと言っていたと悲しげに語る本間の言葉に健吾は疑問を感じた。
日向家では、孫の喜(けい)に対する華江の過干渉が続いていた。ついに本家で育てるからと喜を連れ去ろうとする華江から圭子は子どもを奪い返し、今後この家に勝手に出入りしないようにと宣言するのだった。
<第7話みどころ>
真実の核心に迫る証拠を握った健吾がついに優佳と対決。中谷演じる迫力のある優佳が健吾と繰り広げる迫真のシーンは期待大だ。一方、華江と一線を引いた圭子にも新たな展開が待ち受ける。人の良い大久保院長が金を手に入れた途端に野心家に変貌する様など、周辺キャストの変化や立ち回り方からも目が離せない。
ドラマ「聖なる怪物たち」は1日(木)よる9時から放送。予告動画はドラマ公式サイトトップページで視聴出来る。
聖なる怪物たち|テレビ朝日
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