6日の「ストロベリーナイト」から3週連続で感動の最終章放送!姫川と菊田のラブラインは?予告動画公開
スペシャルドラマに続き、冬ドラマとしてスタートした竹内結子主演の「ストロベリーナイト」もいよいよ、今夜(6日、火)放送の第9話からは3話連続で、「ソウルケイジ」を原作に最終章を放送、番組サイトでは予告動画を公開している。
連続ドラマ「ストロベリーナイト」は、誉田哲也の刑事小説「姫川玲子シリーズ」の短編集「シンメトリー」を中心にドラマ化されてきたが、最終章となる今夜からは原作本シリーズの第ニ弾の同名タイトルの小説が原作。原作は、全5章からなる構成で、相矛盾する証言が立ちはだかる死体なき殺人事件の捜査を描いていく。スペシャルドラマや連続ドラマのタイトルにもなった、原作「ストロベリーナイト」ほどの派手さはないものの、相変わらず登場人物の心の襞(ひだ)やセリフを丁寧に描いている。テーマは“父性”!「こんなにも人を愛した殺人者がいただろうか」という予告動画通りの優しくも悲しい犯罪者の心情や、玲子を大切に思う父親の想い、それを知った玲子、そして玲子のライバル日下の一人息子を想う描写などが心を揺さぶる感動の一作だ。
事件は、多摩川土手で見つかった血まみれの左手首から始まる。指紋鑑定の結果、その手首は工務店経営者の高岡賢一(石黒賢)のものと判明。従業員の三島耕介(濱田岳)が工務店のガレージに大量の血液を発見して通報。ガレージに残された出血量が致死量を超えていることなどから高岡が殺害された可能性を考慮して死体損壊遺棄事件と認定され、“死体なき殺人事件”として捜査が捜査が進められる。
早速、手首発見現場周辺などを捜査するが手がかりは見つからない。通報者の三島耕介の事情聴取は、日下に持っていかれて、玲子は耕介の交際相手、中川美智子(蓮佛美沙子)の聴取担当に回される。
いつものように、姫川班のボヤキの飲み会。そんな時、玲子の携帯に父の忠幸(大和田獏)から母の瑞江(手塚理美)が倒れたと連絡が入る。病院に駆けつける玲子だが、捜査のある玲子は長く留まることは出来なかった。
翌日、美智子のアパートで聴取を始めたその時…。
手首の持ち主と思しき男の周辺を調べていくうちに、つぎつぎと意外な事実が浮かび上がって行く今回の事件。刑事小説にして毎回泣かされる姫川シリーズの中でも、特に胸をうつ犯罪小説に仕上がった「ソウルケイジ」。果たして今夜からの3週に亘って、どのようにドラマ化していくのか、今夜からの放送が楽しみだ。
そしてもう一つ楽しみなのは、原作より色濃く描かれている菊田の姫川への恋心。抑えてもにじみ出てしまう西島秀俊演じる菊田のラブ光線は、原作を超えている!彼の抑えめの愛情に癒されたのは、玲子だけではなかったはず。
果たして、菊田の献身愛は“暴行事件”以来愛に心を閉ざした玲子を溶かすことができるのか?「ストロベリーナイト」最終章の第一夜は、フジテレビ系にて今夜6日(火)夜9時から、予告動画は番組サイトで視聴できる。
フジ「ストロベリーナイト番組サイト
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