平田信、市橋達也、福田和子…有名事件犯の”逃亡”を哀川翔が追う「ニッポン事件簿」予告動画-テレ東

2012年03月18日08時35分社会

3月18日、テレビ東京の「日曜ビッグバラエティ」は「ニッポン事件簿~犯人はなぜ逃げるのか~」を放送、哀川翔をナビゲーターに犯人が長期逃亡に及んだ3事件を取り上げ、「犯人逃亡」についてあらゆる角度から検証する。今回紹介される事件はいずれも日本を大きく騒がせた事件ばかりであり、しかも犯人が長期に渡って潜伏生活を送っていたことで世間を震撼させた。「逃げるもの」の足取りや心理状態などをつぶさに検証していく内容となる。

平田信は今年の元旦に逮捕され、前日の大晦日に自ら出頭したものの一度は帰されるという事態があったことなども報じられて記憶にも新しい事件だ。平田は1995年に起きた地下鉄サリン事件を中心とする一連のオウム真理教事件の実行犯として特別手配被疑者に指定されていた。続く市橋は、イギリス人女性英語講師殺害事件の犯人として知られる。市橋の逮捕は2009年11月10日、逃亡生活は実に2年半以上に及んだ。逮捕後にその足取りが紹介されると、北関東を経て青森、さらに大阪・中国地方・四国や沖縄など全国各地を転々としていた逃亡生活が明かされ、世間を驚かせた。逃亡中に整形手術を行っていた事や、沖縄・オーハ島でのサバイバル生活も報じられて大きな注目を集めた。そして最後の一人である福田は、1982年に起きた松山ホステス殺害事件の犯人で、時効成立まで11時間という劇的な逮捕に大ニュースとなった。ワイドショー全盛期だった当時、マスコミはこぞって福田の15年に及ぶ逃亡の足取りを取材し連日テレビを賑わせた。福田が親戚に掛けた電話の録音テープなども公開され、その中のセリフ「あぶない、あぶない」が流行るなどの社会現象にまでなった。2002年には大竹しのぶ主演でドラマ化されたことでも記憶に残る方も多いだろう。
これら3事件に共通する「逃亡生活」について、番組では哀川翔が各事件の逃亡現場へ赴き関係者に取材を敢行、当時の再現ドラマも交えて「人はなぜ逃げるのか?」「逃げている間、どのような気持ちなのか?」を突き詰めていく。関係者のインタビューや当時のニュース映像など、貴重な資料も番組で紹介される。この他にも指名手配容疑者を追跡する「見当たり捜査班」の実録VTRも公開されるなど、警察・事件ものの番組の中でもかなり特色のある個性的な編成となっている。

「ニッポン事件簿~犯人はなぜ逃げるのか~」は18日(日)よる7時54分から放送。予告動画は「日曜ビッグバラエティ」公式サイトで視聴出来る。

日曜ビッグバラエティ:テレビ東京

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