こんなにも人を愛した殺人者がいただろうか…シリーズ累計160万部を突破する誉田哲也の人気ミステリー「姫川シリーズ」最高傑作との呼び声も高い「ソウルケイジ」の第3話が、今夜20日（火）夜9時から10分拡大のSP版でのドラマ「ストロベリーナイト」の最終回となる！番組サイトには予告動画が公開される。

玲子（竹内結子）は、発見された胴体が高岡賢一（石黒賢）のものではなく戸部真樹夫（池田鉄洋）のものだと確信する。しかし、橋爪俊介管理官（渡辺いっけい）は最初に発見された左手首と胴体のDNA鑑定が一致していること、さらには日下守（遠藤憲一）の付き添いで胴体を確認した耕介（濱田岳）の証言で玲子の意見は聞き入れられない。
ところが玲子は、國奥定之助（津川雅彦）からDNAが一致していても別人という可能性もあることを聞きだし、捜査の禁を犯して再鑑定を依頼する。

一方、中川美智子（蓮佛美沙子）を訪ねた玲子は、固く口を閉ざす彼女に自分の過去を話し始める。やがて美智子は、戸部から酷い目にあっていたことを告白し、耕介と出会ったきっかけを話し出す。

最終回では、難事件の捜査を縦軸に、玲子のいまだに拭い切れない心の闇やライバル日下の抱える悩み、そして原作を超えた玲子と菊田のラブラインが横軸に描かれていく。予告動画には、菊田が玲子の頭を“くしゃ”とする胸キュンポイントも収録されている。事件の結末とは別のところで二人の恋の結末も大いに気になるところだ。

原作の「ソウルケイジ」は「姫川シリーズ」最高の難事件を扱った作品であり、最高に泣かせてくれた一作。なぜ左手首だけが残されていたのか？大量の血液は？一致するDANの謎は？こうしたすべての謎が今夜、玲子がついに暴く！
ちなみに「ソウルケイジ」という言葉の意味は、「魂の檻」と「刑事魂（ケイジダマシイ＝ケイジソウル＝ソウルケイジ）」という二つの意味を持っているとのこと。登場人物のセリフだけでなく、本のタイトルにまでこだわるまさに、誉田哲也の真骨頂を見る一作。今夜9時からの最終回をお見逃しなく。
「ストロベリーナイト」第11話の最終回は、今夜20日（火）9時から10分拡大でフジテレビ系より放送、予告動画は番組サイトで視聴できる。

フジ「ストロベリーナイト番組サイト