桜の起源を求めてネパールから東北まで「上野樹里が行く!桜前線大追跡」予告動画-テレ東
3月25日、テレビ東京で「上野樹里が行く!桜前線大追跡~ヒマラヤから日本列島5400キロの桜ロード」を放送、女優の上野樹里が桜のルーツを探るためネパールから中国雲南省、沖縄、東北へと壮大なスケールで追うドキュメンタリー番組だ。4ヶ月に渡って行われた長期ロケで、日本人が愛して止まない「桜」を追い求めて地球規模の桜前線を上野が訪ねる。
この番組は上野にとって主演大河ドラマ「江~姫たちの戦国」を終えて最初に受けたテレビ収録。1年の長丁場の後、まるで環境の違うドキュメンタリーの現場に新鮮な気持ちで臨む姿が見て取れる。番組では日本に伝わる桜の祖先とされる「ヒマラヤサクラ」を見に行くところからスタートする。ヒマラヤサクラの開花時期である12月上旬、連日に渡るヒマラヤ連峰のトレッキングに挑み満開の桜と感動の対面。そして桜を追い求めて旅はさらに雲南省の少数民族。リス族の村や沖縄へと続く。雲南省での開花時期は12月中旬、沖縄のカンヒザクラの開花時期は2月と、ロケは桜主体のスケジュールで行われるというハードなもの。上野はその土地その土地で現地の人々と交流し、各地での桜にまつわる文化や人々の想いを伝える。リス族の村では畑仕事や料理作りなどに加わりながらかの地での桜を愛でる。
収録について上野は「慣れない寝袋で過酷な旅でした」「ヒマラヤザクラは梅のように小さい花。日本のように花見はなくて、桜の木を材木やまきとしても使うんです」と旅を振り返っている。そして沖縄では、戦時下にあった桜にまつわる秘話を地元の人たちに聞く。そして旅は東北・岩手の陸前高田市で桜を待ちわびる人々を映し出す。被災から一年、津波が来た場所へ桜の苗木を植えるボランティアへの参加を通して、上野が日本に息づく桜文化がもたらす人々への癒しを伝える。
日本人にとっては春の到来を告げると共に、花の代表として人々の心を強く魅了する桜について改めて考えさせられると共に、桜がもたらす人との触れ合いが感じられる内容だ。
ドキュメンタリー「上野樹里が行く!桜前線大追跡~ヒマラヤから日本列島5400キロの桜ロード」は25日(日)よる7時54分から放送。予告動画は番組公式サイトで視聴出来る。
上野樹里が行く!桜前線大追跡~ヒマラヤから日本列島5400キロの桜ロード:テレビ東京