キリンビール、「キリンラガービール」江口洋介、小橋賢児、石橋蓮司出演TVCMを公開

キリンビールは、「キリンラガービール」の江口洋介、小橋賢児、石橋蓮司が出演するTVCM「居酒屋」篇を公開した。
同社は、同ビールの「花見缶」を春のお花見シーズンに合わせて季節限定で発売中。好評だった昨年に続き、今回もアートディレクターの佐藤可士和による桜のイラストのデザインを施している。
同ビールは、2012年は、「つながろう!ラガーで」をテーマに、引き続き江口洋介をメインキャラクターに、「絆」を訴求したTVCMなどを展開していく。
TVCMは、江口洋介と小橋賢児が、活気あふれる居酒屋で仕事について熱く口論している。2人の激論を見た店主の石橋蓮司は、キリンラガービールをお客さんに渡し、「頼むわ」と一言。
石橋蓮司が渡した同ビールは、お客さんからお客さんへとリレーされていき、江口洋介のもとに届く。驚く江口洋介が石橋蓮司のほうを見ると、石橋蓮司から無言の合図。予想していなかった店主からのビールの差し入れに、2人の間は和やかな雰囲気になる。
江口洋介は小橋賢児にビールを注ぎ、そこからは男同士のざっくばらんな楽しい会話が始まる。「一杯目は仕事の話。二杯目からは・・・男同士の話になっていた」。ビールを取り巻くお客さん、店主、みんなの絆が感じられる。
撮影は、12月初旬に調布にあるスタジオで行われた。CMの舞台となる居酒屋は、実際の居酒屋ではなく、スタジオで美術セットを組んだもの。店内の内装はもちろん、レジに置いてある伝票、メニューの貼り紙、店の裏側に見える他の店の看板まで、本当に居酒屋にいるのかと錯覚してしまうくらいに細部までこだわって作り込まれた。
江口洋介と小橋賢児が仕事の話で熱く議論する先輩と後輩を演じるシーンでは、台本なしの現場のアドリブでお互いに掛け合いをしてもらった。それでも、以前、映画でも共演したことのある2人だけに、息ぴったりの掛け合いが繰り広げられた。
石橋蓮司扮する居酒屋の店主が江口洋介に合図を送るシーンでは、1テイク目から石橋蓮司の演技がビシッと決まり、現場スタッフから感嘆の声が上がるほどのかっこ良さと存在感だった。
キリンビール「キリンラガービール」CM情報