繰り返し観たくなる「ファンタスティック・カップル」、18日より一挙放送!予告動画公開中-LaLaTV

2012年04月17日21時20分ドラマ
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オ・ジホとハン・イェスルというモデル出身で、韓国芸能界でも折り紙つきの超美形カップルが主人公のラブコメ「ファンタスティック・カップル」が、明日、18日(水)より月曜日から金曜日の毎日夕方6時から、LaLaTVにて放送!作品公式サイトには、予告動画が公開されている。

「ファンタスティック・カップル」は、この上なく傲慢な貴婦人のヒロインのアンナと、ケチで図々しいマッチョな主人公・チョルスがあり得ない状況で知り合い、同居生活を始めるラブコメ。実現不可能なこの設定を簡単に実現させたのは、韓ドラ主人公の30%はかかるのでは?と思われる“記憶喪失”だ。
アンナに度々ひどい目にあわされたチョルスが、豪華クルーザーから転落して記憶喪失になった彼女の恋人だと名乗りでて、アンナに受けた損害を家政婦として労働させようとする。こんな魂胆で、自宅に引き取ったのだ。

ところが引き取ったアンナは、記憶喪失になってもそのわがままぶりは健在で、チョルスは彼女に振り回されっぱなし。アンナは、チョルスの3人の甥っ子たちに向かって、正々堂々(?)と、「子供は嫌い」と言い放ち、家事はまったくできない。家事どころか人との付き合い、日常の生活すらひとりでは何もできないのだ。こき使ってやろうと思ったチョルスの魂胆は大はずれ!しかし、一緒に生活するうえで、二人の心は…。

冒頭のアンナがまばゆいほどゴージャスなだけに、チョルスに引き取られてから、その辺にあるものを組み合わせて身に着ける、なんともヘンテコな衣装が笑を誘う。アンナにとっては過酷な生活が始まるが、こういう場合、白馬に乗った王子様よろしく、ルックス良しの御曹司が仕事もそっちのけで颯爽と現れるのが、いつもの韓ドラの王道だ。ところが、このドラマにはカッコいいキャラは一人も登場しない。アンナを助けにやってきたのは、実は、あまりのアンナの恐妻振りにとうとう神経衰弱を患ってしまった冴えない夫のビリー。このビリー、アンナの記憶喪失をいいことに、彼女を死んだものとしてしまったのだ。

そのほかにも、アンナの見張り役のビリーの秘書ユン室長(キム・グァンギュ)や、清純可憐を装う計算高いチョルスの元恋人ユギョン(パク・ハンビョル)、チョルスと家族同様のドック母子(イ・ミヨン、キム・ジョンウク)など、一筋縄ではいかないキャラばかり。
そんな中でも強烈な存在感を見せてくれるのが、“親切なガンジャさん”と呼ばれ誰にでも優しいガンジャ(チョン・スヨン)だ。アンナが唯一振り回されるのがこのガンジャ。アンナは、不思議とトンチンカンな行動ばかりの彼女にだけは、自分の本音が全て話せるのだった。

ドラマは、まったくあり得ないコミカルなストーリーだが、“家族と情”という韓ドラ独特のテイストが、陳腐さも、古臭さも感じさせない素敵なドラマに仕上げている。
考えて見れは、兄の遺児3人を育てるためにはチョルスのケチは必然だし、早くに両親を亡くし、お金目当ての親戚たちの間でちやほやされて育ったアンナが、心を閉ざしてわがまま放題に振舞うのもありがちなこと。

そんなアンナの心の扉を開けたのは、アンナのありのままをそのまま受け入れてくれた、チョルスやチョルスの周りの人々の温かい人情だった。こんな人々を最高に際立たせてくれたのが、オール・ロケで撮影された南海(ナメ)の街だ。南海は、あの「冬のソナタ」の“不可能な家”でロケ地にもなった風光明媚な地。ソウルからは片道、車で5時間半ほどの慶尚南道の釜山に程近い場所に位置する。慶尚南道を半島の地図で探してみよう。(南海の地図は四季シリーズ・ロケ地の魅力参照)

南海の美しい映像のせいか、アンナの憎らしい悪態がドラマを観続けるうちに、どんどん可愛く見えてくる。
到底つりあわない、出逢うはずもないアンナとチョルス。あり得ない状況の中でこの二人はファンタスティックなカップルになれるのかは、明日からLaLaTVで平日の毎日夕方6時からをおたのしみに。

ファンタスティック・カップルをもっと詳しく⇒ドラマの見どころ  キャストの魅力

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