グーグル、すべてのファイルを安心して保存・共有できる「Googleドライブ」を発表、動画で紹介
グーグルは、すべてのファイルを安心して保存、共有できる「Googleドライブ」を発表した。
Googleドライブでは、Googleドキュメントがそのまま使えるため、共有した文書、スプレッドシート、プレゼンテーションではリアルタイムでの共同作業が行える。PDF、写真、動画でも、コメントの追加やコメントの返信がGmailを通じて通知される。
また、ビジネスで利用している場合、ファイルやフォルダを同僚や社外の顧客、ベンダー、パートナーとも共有でき、誰が閲覧、更新できるかの設定をいつでも変更できる。
さらに、あらゆるファイルがクラウド上に保管されているため、自宅、オフィス、外出先でもあらゆるデバイスから簡単にすべてのファイルにアクセスできる。サービスを利用開始するには、ドライブをパソコンにインストールするか、Android搭載端末にドライブのアプリをインストールする。
検索機能は、ファイルの所有者や種類で検索できるだけでなく、日本語でもOCR(光学式文字認識)を使ってスキャンされたドキュメントの画像も認識できるようになる予定。
管理システムは、Google Appsのコントロールパネルに新しいツールが表示され、管理者は個人や部署ごとに容量の追加や削除が行える。
安全性は、ファイルはブラウザと同社サーバー間を移動する際に暗号化される。オプションである2段階認証では、携帯電話によるセキュリティコードによるサインインが必要になるため、権限のないアカウントからの不正アクセスを防ぐ。
データ複製は、Googleドライブ内のデータは複数のデータセンターで同時に複製されており、万が一にもひとつのデータセンターが使用できなくなってもユーザーのファイルはきちんと復元される。
稼働率保証は、99.9%の稼働率が保証されており、必要時にどこからでも確実にファイルを入手できる。
サポート体制は、24時間利用可能なオンラインサポートや電話でのサポートがある。
YouTubeでは、Googleドライブを動画により紹介しており、その使い勝手の良さが分かる。
YouTube「Go Google: Google Drive」