「今夜も生でさだまさし」和歌山からの生放送!本人からの最新メッセージ動画-NHK

2012年04月28日18時25分芸能

4月28日深夜(29日)、NHKで「今夜も生でさだまさし」を放送、シリーズ第45弾となる今回は和歌山県から中継、スペシャルゲストも登場の予告動画が公開されている。毎回その土地にちなんださだのダジャレによって決めるサブタイトルだが、「わーかやまいいぞう!夜空の梅星」と付けられたタイトルをあの大物がコールする。

その人物とはダジャレの元ネタともなっている、若大将の愛称でお馴染みの加山雄三。予告動画では本人みずから「わー、かやまいいぞう!夜空の梅星!」とコールしている。若い世代にはちょっと分かりづらいだろうが、解説すると「和歌山」の部分に加山雄三の名を掛けて「わー、かやまいいぞう」、そして加山のヒット曲「夜空の星」に和歌山の特産品である梅干を掛けて「夜空の梅星」という構成になっているのだ。世代を選ぶ難易度の高いギャグだが、それをネタ元の本人に言ってもらえるというのはさだの人脈ならではと言えるだろう。
番組で人気なのは、今の時代になってもFAXやメールを受け付けずハガキのみの投稿による視聴者からのメッセージだ。これにさだが入れる絶妙のつっこみが、見るラジオ番組のような親近感あふれる雰囲気を作り上げている。毎回放送されるご当地にちなんだテーマのハガキも募集されるとあって、今回は視聴者からの和歌山ネタが多く寄せられることとなる。
前回の今年2月26日の鹿児島からの放送では「薩摩!揚げあげナイト」のタイトルで、番組内ではさだが「桃花源」と「いのちの理由」の2曲を歌唱した。本業は歌手ながら、90分の放送時間の中でわずか1、2曲しか歌唱を披露しないという意味でも貴重なさだの歌、毎回どの曲を選ぶのかもファンの楽しみとなっている。そして番組名物となっているのが低予算を謳ったホワイトボードの背景画。美術スタッフの小針氏が毎回5、6時間以上も掛けて書き上げるご当地のイラストに何が描かれるかもみどころだ。放送終了後は敢え無く消されてしまうというこのイラストも、視聴者からのリクエストで番組サイトで過去のイラストが公開されているのでチェックしてみよう。

「今夜も生でさだまさし」は29日(日・土曜深夜)0時15分から放送。予告動画は番組公式サイトで視聴出来る。同番組は見逃しオンデマンドにも対応、放送翌日の午後6時から配信される。

今夜も生でさだまさし

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