サノヤス造船、地味にブレイクのCM「造船番長」に続く新シリーズ「造船係長」スタート!CM動画配信中
2012年にサノヤス造船に分社化された旧・サノヤスヒシノ明昌が新CMシリーズ「造船係長」を放送、今回もアニメを用い80年代風のレトロな雰囲気で早くも人気となっている。前シリーズの「造船番長」は「タイガーマスク」や「巨人の星」を思わせる70年代劇画調のアニメが評判となり、世界三大広告祭の一つであるカンヌ国際広告祭PR部門のシルバー賞を受賞し海外でも注目を集めた。今や日本が世界に誇る文化となったアニメで、造船というCM界では珍しい業種をPRする手法は若い世代にも着実に浸透しているようだ。
サノヤス造船が注目を集めるきっかけとなった「造船番長」シリーズはアニメのOP/ED風のCMに続き次週予告風の内容など、連続性の中にもユーモアが見られる秀逸な作りで幅広い世代に注目され、その結果同社の新卒採用の応募がこれまでの2倍に増えるという結果となって現れた。
1911年創業の佐野安造船がその後異業種を吸収合併して成長を遂げ、創業100周年を迎えた昨年に持株会社・サノヤスホールディングスを設立。そして今年から造船部門のサノヤス造船のCMとして新たにスタートしたのがこの「造船係長」だ。今回もアニメOP風の映像で歌は昭和歌謡曲のようなメロディーライン、「ストップ!! ひばりくん!」を思わせる画風に「キャッツアイ」を彷彿とさせる冒頭部などは若い世代には新鮮に映ることだろう。
リーゼント部分が船のようにせり出している男性が主人公となっている点は前シリーズを踏襲しているが、他は全く雰囲気を一新した内容になっている。今後は「造船係長」がどんなトレンディなストーリーをつむぎ出すのかが大いに注目される。このCMも再び「日本のユニークなCM」として海外からの注目を集める事も期待したい。
サノヤス造船新CM「造船係長」はサノヤスホールディングスオフィシャルサイト内「CMギャラリー」で視聴出来る。
サノヤスホールディングス株式会社