サントリー、「ボス シルキーブラック」松田聖子、辻井伸行出演TVCMを公開

2012年05月10日11時59分商品・CM

サントリー食品インターナショナルは、「ボス シルキー」シリーズの松田聖子と辻井伸行が出演するTVCM「ゴールドシルキーピアニスト」篇を公開した。
シリーズ第7弾となる本作では、前作に引き続き、“シルキー歌姫(ディーバ)”こと松田聖子と「ボス シルキーブラック オーケストラ」のメンバーが登場するとともに、新たにスペシャルゲストとしてピアニストの辻井伸行が登場し、カーペンターズの名曲「Close to You」を演奏する。

TVCMは、楽団員たちが砂漠でClose to Youを演奏する足元に広がる砂漠の下に、何やら機械仕掛けの装置(チューニングピン)が見え、どこからともなく神々しい光が差し込む。
松田聖子の周りに金色の光が満ち始めると、今度は“フルートリオ”ことスチャダラパーのフルートが金色に変わり、“ハープウーマン”こと桐島かれんや、“トロンボーイ”こと仲本工事が弾く楽器からも金色の光の粒が出てくる。
画面が引いていくと、“ゴールドシルキーピアニスト”こと辻井伸行がピアノを弾いている横顔が映し出され、上から見た画面に切り替わるとピアノの中に楽団員の姿が見える。彼らは何と、辻井伸行が演奏するピアノの中で一緒にハーモニーを奏でていたのだった。
旋律が強くなるにつれて、ピアノの中から金色のシルクの布が勢いよく立ち上り、「君が 生きると いいね」というキャッチコピーがインサートされる。金色のシルクの布は、オカリナを手にした“迷子のイルポスティーノ”こと板尾創路の背後とみんなの上空を金色の天井のように覆っていく。

撮影では、カーペンターズの名を世界中に広めた今回の楽曲は松田聖子にとっても特別なものだそうで、「カーペンターズの中でも特に大好きな曲。歌っていて、とてもあったかい気持ちになりました」と、目をキラキラ輝かせて歌う喜びを表現していた。
辻井伸行は、演奏シーンでは「幸せな曲なので、自然と笑顔になりますね」と、終始にこやかな笑みをたたえ体でリズムを取りながら楽しそうにピアノを弾く。鍵盤に指がふれるたびに心を揺さぶる優しい音楽が響き渡り、誰もがうっとり目を閉じながらその美しい旋律に聴き入っていた。
また、松田聖子の歌の合間にインサートされる辻井伸行のソロパートでは、監督から伝えられた「空からキラキラした何かが降り注いでいるシーン」というイメージをもとに、その場で辻井伸行が自らアレンジした演奏を数パターン収録。
低い音から高い音、繊細かつ軽やかな響きから重厚かつきらびやかな響きまで、披露した演奏はいずれも甲乙つけがたいほど素晴らしく、編集の際、1番良いソロパートを選択する監督やスタッフに嬉しい悩みを提供していた。
辻井伸行の衣装は、裾がグランドピアノの形になっている長いタキシード。肩と袖の部分の金色の粉のようなものは、ずっと長い間ピアノを弾き続けてきたときの長さを表現している。音符の形をした黒い蝶ネクタイや金色のベルトなど、至るところに遊び心を取り入れ、楽しい世界観を演出した。
楽団員たちは、本番前、「いつもの砂漠でいつものように歌っていたら、実はそこはピアノの中で外にもっと大きな世界が広がっていた」というストーリーの説明を受けて、今回の世界観を共有して演奏に臨む。
制作スタッフの間から「シルキーブラックオーケストラという楽団が実際に存在していて、その方々を、毎回、お呼びして、演奏シーンを撮らせてもらっているような感覚に陥った」という声が上がったほど、息ピッタリのハーモニーを奏で続け、終始、現場を心地良い空気で包み込んでいた。

松田聖子は、「世界観がとても美しく、本当に素晴らしいCMだなと、すごく感動しました。映像に曲もピッタリ合っていて、心が温かく、そして、穏やかになりました。カーペンターズの中でも大好きな曲を、こんなに素晴らしい景色の中で歌わせていただけて嬉しかったです。
撮影では、きっとキラキラ輝いた、神々しい何かが見えてくるんだろうなというイメージで歌いました。たとえば、星屑が降り注いでいるような感じとか。そんな中で、辻井さんのピアノはとても力強く、そして優しさにあふれていて、ピアノを弾いていらっしゃるときの表情も温かく、心が癒されました。また、楽団員の皆さんと、ひとつの音楽を奏でることができ、本当に幸せな時間でした。
実は以前、リチャード・カーペンターさんに、私の曲をプロデュースしていただいたことがありました。すごく優しい方で、今回、私がClose to Youを歌わせていただけたことは、何か不思議なご縁を感じました。カーペンターズの曲を歌うのは初めてですが、このCMは毎回、素晴らしい選曲ですねと、ファンの皆様にもよくおっしゃっていただいております」とカーペンターズとの思い出を語る。

辻井伸行は、「Close to Youは、もちろん、カーペンターズの名曲としてよく知っていました。ただし、今回の依頼があるまで、クラシックのピアニストである自分が演奏することになるとは、まったく思っていなかったので驚きました。優しいハーモニーがとても魅力的で、弾いていて幸せな気持ちになる曲です。
CMのための演奏で限られた時間の中でしたが、クラシックのピアニストらしさを出せるように優しい響きと華麗な演奏を心がけました。また、この曲は松田聖子さんの歌声にとてもぴったりでしたし、歌声をちょっと聞いただけで松田聖子さんだとわかるので、さすがだなぁと思いました。カラオケなどで母もよく歌っていたので、松田聖子さんのことは子供のころからよく知っていて、とても大好きな方です」と驚きやエピソードを語る。

板尾創路は、「シルキーシリーズのCMの現場でしか会わない人たちだけど、別世界ではいつも一緒にいる気がして不思議です。聖子さんは会うたびに若く美しくなられていて、見とれてしまいました。辻井伸行さんが新たに加わると聞いて、キャスティングの妙に感動しました」と喜びを語る。

桐島かれんは、「シルキーシリーズのCMのファンタジックな世界観が大好きなので、個性あふれる楽団員のメンバーと集うのは、毎回、とても楽しみです。今回は、数々のコンクールで受賞し、国際的に活躍されている辻井伸行さんと共演すると聞いて、光栄に思いました。
また、松田聖子さんの数々の素晴らしいヒット曲を聞きながら育った私としては、撮影の際、目の前でシルキー歌姫(ディーバ)が歌われる姿を拝見できるのは、嬉しい限りです。しかも、今回のCM曲は、バート・バカラック作曲の名曲中の名曲Close to You。大好きな曲なので、演奏にも力が入りました!」とこちらも喜びを語る。

スチャダラパーは、「仲本さんや板尾さんには、勝手にすごく親近感を持っていたりするので、会えるのは、毎回、楽しみです。お美しい桐島さんや聖子さんに会えるのが嬉しいのは言うまでもありません。
中学生のときの自分に会いに行って、『オマエ、30年後に聖子さんと一緒にCM出るぞ!』と教えてあげたいです。いつも素敵なセットで楽しく撮影していますが、辻井伸行さんとまさかご一緒するようなことがあるとは思いませんでした。素晴らしいプレイをジャマしないように頑張ります」と謙虚に語る。

仲本工事は、「相も変わらず大規模なセットで気持ち良く撮影できました。楽団員とも再会し、皆さん、お変わりなく元気なので、仕事もトントン進み、やりやすかったです。松田聖子さんはいつまでも雰囲気を保っていらして、『8時だョ!全員集合』でご一緒したときと全然変わらずビックリしました。今回、辻井伸行さんがゲストに加わり、シルキーブラックオーケストラとして、嬉しかったです」と劇団員としての楽しさを語る。

サントリー「ボス シルキーブラック 特集ページ」CM動画

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