弱り目に祟り目!ホン・グギョン、揺らぐ忠誠心…「イ・サン」第57話あらすじと予告動画

2012年06月23日12時40分 
(2018年05月17日14時01分 更新)
ドラマ
(c)2007-8 MBC

サンは元嬪(ウォンビン)の流産の原因がヒョイ王妃の準備した薬だという主治医の報告にショックを受ける!一方王妃に罪をかぶせることにしたホン・グギョンは、罪悪感にさいなまれて酒びたりになっていた…番組サイトでは前2話分のダイジェスト映像と予告動画が公開されている。

サンは元嬪の流産の原因が、ヒョイ王妃の与えた薬だという主治医の報告にショックを受け、執務室でサンが一人悩みこむ。一方、主治医に命じて王妃に罪をかぶせることにしたホン・グギョンも苦しんでいた。彼は酒びたりになるほどの罪悪感にさいなまれていたのだ。

ヒョイに全幅の信頼を置くサンだが、ヒョイを信じる決定的な場面が、チャングムでおなじみの王様の食事を作る水剌間(すらっかん)で観られる。ここでサンは改めて、ヒョイの優しい人柄に触れ、二人で見つめあうシーンがある。互いに信頼しあう夫婦愛がそこにあった。サンとソンヨンとはまた違う穏やかで美しい二人の絆に注目しよう。ところで、サンという人物は、一度信じた相手はとことん信じるようだ。今回も、ヒョイに対してもグギョンに対してもサンの態度は一貫していた。

そのころ、自分が疑われているとは知らない王妃は、体に良い茶を持って元嬪の見舞いに行くが、面会を断られて帰る。この後、サンの母の恵嬪が訪ねてくるのだが、ここで元嬪が用意周到の実にいやらしい手口で、自分の流産がヒョイの責任であることをほのめかす。そのいやらしい手口はドラマで確認しよう。ここでまたまた恵嬪が大騒ぎをする。この人が騒ぐとろくな事がないのだが…。

万事休す!というとき、ヒョイの窮状を助けたのはソンヨンだった。ソンヨンは、元嬪の懐妊祈願の屏風を描く際、元嬪がある薬を飲んでいたことを思い出したのだ。これがヒョイの無実を、ひいては元嬪の想像妊娠の事実をつまびらかにすることになる。果たしてその薬とは…?

本筋とは少々ずれるが、今回、春画の師匠が都を後にする。ソンヨンが見送ることになるのだが、別れの間際の二人のシーンがとても美しい。交わす会話も胸に沁みるが、その場面がまるで1枚の絵を切り取ったように美しいのでお見逃しなく。

NHK総合「イ・サン」番組サイト

kandoratop【作品詳細】【「イ・サン」を2倍楽しむ】