長屋へ移り住む典膳、安兵衛たちとの新生活…ドラマ「薄桜記」第4回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2012年08月03日08時09分ドラマ

8月3日、NHK・BSプレミアムの時代劇「薄桜記」は第4回「高田馬場」を放送、お家断絶で長屋住まいの身となった丹下典膳(山本耕史)だったが、中山安兵衛(高橋和也)ら住人たちの温かい配慮で次第に周囲とも打ち解けていく。典膳を慕い身の回りの世話を焼く安兵衛だったが、ある日安兵衛は決闘の助太刀に加わる事となってしまう。高田馬場で行われた決闘で安兵衛は相手を倒し、その噂は瞬く間に江戸に広まり、一夜にして安兵衛は剣豪としての賞賛を集める身となるのだった。公式サイトでは第4回の予告動画と共に安兵衛役の高橋和也によるPR映像も公開している。

<第4回みどころ>
左腕を失った典膳を支える安兵衛、2人の絆の深まりが今回の中心として描かれる。安兵衛の剣の腕が知れ渡ることが、後に典膳と安兵衛の運命に大きく関わってくる。

■第3回「口封じ」あらすじ
龍之進(忍成修吾)に斬り付けられた典膳を千春(柴本幸)が屋敷から連れ出そうとするところを、千坂兵部(草刈正雄)が見咎めた。事情を知った千坂は自宅に典膳を匿い御殿医を呼び、治療に当たらせた。繋がっているのは皮一枚という状況で、医師は典膳の左腕を切除するより他はなかった。目が覚めた典膳は、心配そうに自分を伺う千春の顔と片腕を失くした自分の体に気付く。長尾家の跡取りが刃傷沙汰を起こしたとなると長尾家は御家取り潰し、当然その影響は家老の上杉家にも及ぶとして、千坂は典膳に頭を下げてこの事を他言しないように言い含め、その代わりに上杉家が典膳の面倒を見ると約束するのだった。千春の父・長尾権兵衛は典膳を訪ね、龍之進を勘当することを告げ、決して典膳が刃を抜かなかった事に礼を述べた。しかし同席していた千春ははっきりしない態度の父親を責め、しっかり典膳に謝るように訴えるのだった。気まずさを抱えていた権兵衛もここへきてようやく典膳に頭を下げるのだった。そして対外的には典膳は何者かに襲われて腕を斬られたという事にされる。これがお上に伝わると、武士にとって恥ずべき出来事として丹下家は御家断絶、俸禄召し上げを申し付けられる。折りしも財政難の幕府にとって、旗本が減ることは口減らしにも繋がったのだった。
千春は典膳に離縁を言い渡されたものの、奉公人として使って欲しいと無理を言って典膳の世話を焼いていた。そこには典膳から離れがたい千春の思いがあった。しかし典膳は家を失い十日の後には屋敷を引き払わねばならない身となり、典膳は改めて千春へ実家に帰るように言い渡す。典膳を案じて千春は典膳によい妻が見つかるようにと声を掛けると、典膳は自分の妻は千春ただ一人であると言い切り、その思いに千春は涙する。その頃、道場では典膳が腕を斬られたという話が驚きをもって伝わっていた。典膳ほどの剣豪が何もなさぬまま斬られる訳がないと誰しも思っていた。そこへ安兵衛が、自分が典膳の面倒を見ると申し出ていた。その頃典膳は、奉公人たちに暇を出して千春も実家に帰し、一人屋敷に残って剣をさばく稽古をしていた。左手を失って以降苦心しながら剣を振るっていたが、この日満月に向かって剣を振る典膳の右腕は冴え渡っていた。その太刀筋は月を今にも斬らんとする勢いで、典膳には片腕ながらも剣の道に生きる一筋の希望が見えてきた。

BS時代劇「薄桜記」第4回は3日(金)よる8時から放送。予告動画はドラマ公式サイト「次回予告」で視聴出来る。第3回「口封じ」のオンデマンド配信購入期限は8月10日まで、210円(税込・視聴期間:購入後1日)で視聴出来る。NHKオンデマンドではお試し視聴も配信中、見逃し見放題パック(月額945円・税込)の対象となる。

薄桜記|NHK BS時代劇
NHKオンデマンド BS時代劇 薄桜記

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