ニコン、レンズ交換式カメラ「Nikon 1 J2」を発売、動画で紹介

2012年08月10日10時00分商品・CM
Nikon 1 J2

ニコンの子会社であるニコンイメージングジャパンは、レンズ交換式アドバンストカメラ「Nikon 1 J2」(オープン価格)を9月から発売する。
「Nikon 1」シリーズは、さまざまな撮影条件で最適なピント合わせを実現する「アドバンストハイブリッドAFシステム」などの優れた高速性能、新たな映像体験を提供する「モーションスナップショット」や「スマートフォトセレクター」など、高い基本性能を搭載し、新たな映像表現とその楽しみ方を提案している。
Nikon 1 J2は、携帯性や手軽な操作感に慣れ親しんだコンパクトデジタルカメラユーザーでも、より気軽にレンズ交換式アドバンストカメラへステップアップすることができるモデルで、高性能かつ多彩な機能を使って簡単にこだわりのある撮影が楽しめる。
ピント合わせが早く、動く被写体への追従性が高い「位相差AF」と、暗い場所でも高精度な「コントラストAF」の2つのAF機能を併用したアドバンストハイブリッドAFシステムを搭載。2つのAF機能が被写体や撮影状況に応じて自動で切り換わるため、あらゆるシーンで素早いピント合わせが行える。
「スーパーハイスピードAF CMOSセンサー」は、「CXフォーマット」を採用したセンサー。撮像面位相差AFによる世界最速AFを誇り、世界最多の73点のAFポイントを実現。撮像感度はISO 100~3200で、Hi1(ISO 6400相当)まで増感でき、優れた高感度性能を有する。AF追従で約10コマ/秒の高速連続撮影、AF固定でフル解像度による約60コマ/秒の速さでの高速連続撮影も行える。
また、同社独自の画像処理エンジン「EXPEED 3」を搭載し、優れた高速画像処理を実現。高速処理を必要とする「モーションスナップショット」や「スマートフォトセレクター」の撮影時や、フルHD動画を撮影しながら高解像度の静止画を撮影する上で優れた性能を発揮する。
さらに、独自設計の「Nikon 1マウント」を採用し、世界最小で軽量のコンパクトなボディーを実現。上面カバーやモードダイヤルを金属化することで質感を高め、さらなる高級感を演出している。フロントカバーには、金属に合うテクスチャーを追加し(レッド、ピンクのみ)、デザインに新たな表情を加えている。
カラーバリエーションは、新色の鮮やかなオレンジを追加した、レッド、ホワイト、ブラック、シルバー、ピンク、オレンジの6色。背面ボディは、ボディカラーに合わせたブラックとダークブラウンの2色で展開。キットレンズにも、ボディカラーと同色のカラーバリエーションを採用した。
モーションスナップショットは、シャッターボタンを押すだけで、静止画とその前後の僅かな時間を高解像度のスローモーション動画として記録する機能。画像を再生すると、初めに動画がスローモーションで約2.5秒再生され、続いて静止画が表示される。画像は、あらかじめ選択したオリジナルのBGMとともに約10秒間再生される。
スマートフォトセレクターは、シャッターボタンを半押ししてピントを合わせると、先撮り撮影をスタートし、シャッターボタンを全押しする前後の20枚を30コマ/秒の高速で撮影する機能。撮影完了後、その中から手ブレやフレームアウトした写真などを除外して、動きや構図からベストショット候補の計5枚を記録し、ベストショットの1枚を自動的に選んで表示する。
加えて、「Nikon 1 V1」、「Nikon 1 J1」の4つの撮影モードダイヤルに、新たに「クリエイティブモード」を追加。撮影前に「夜景」、「夜景ポートレート」、「逆光」、「かんたんパノラマ」、「ソフト」、「ミニチュア効果」、「セレクトカラー」、「露出モード」の全8種類の画像効果を設定するだけで簡単に多彩な表現を楽しむことができる。クリエイティブモードのシーン選択時には、設定の効果を事前に確認できるアシスト画像を採用する。
操作系は、シンプルな5つの撮影モードダイヤルを搭載し、ダイヤルを合わせるだけで簡単に撮影準備できる。ダイヤルや操作ボタンも大型化し、より見やすくスムーズな操作が可能。レンズのズーム操作によるカメラ電源オン・オフ切り換え機能も搭載。電源ボタンを押さなくても、レンズの沈胴・展開時に連動して電源のオン・オフ切り換えが行える。
製品サイトでは、モーションスナップショット、フルHD動画、スローモーション動画を動画で紹介、その仕組みを理解したり、画質の高さを知ることができる。

ニコン「Nikon 1 J2」製品サイト

PR