1500人が息をのんだサイバー・サスペンス「ファントム」試写会と、ソ・ジソブ&キム監督登壇の舞台挨拶を丸ごとレポート・前半-予告動画
“ファントム”とは、幻、幽霊のこと、ドラマ「ファントム(原題:幽霊)」は、ネット社会の闇に隠れた禁断の真実を暴くために戦う、一人の男の活躍を描いたサイバー・サスペンス!9月24日、都内でドラマ特別試写会と主演のソ・ジソブとキム・ヒョンシク監督が登壇した舞台挨拶が開催された…韓国公式サイトでは、全話の予告動画が公開されている。当日はナビコンも取材したので、いつものように90%の再現レポをご案内。
「ファントム」は韓国では「ユリョン<幽霊>」というタイトルで韓国SBSにて、今年2012年5月30日~8月9日まで放送された。日本でも絶大な人気のソ・ジソブの2年ぶりの出演作品と言うことで、詰めかけた1500人は息をつめて舞台のスクリーンを見つめている。午後1時。ほぼ定刻通りに試写会は始まった。
ドラマに関してはこちらで詳しく紹介⇒ KNTV、ソ・ジソブ主演、MBLAQのG.Oも出演の韓国初サイバーサスペンス「幽霊」(仮)を11月より日本初放送!
では、レポートを開始。いつものように(赤文字)はその場の雰囲気や記者の感想など。
ファントム(原題:幽霊) (C)SBS■試写会
試写会では第1話と第2話のダイジェストを上映。ソ・ジソブ、チェ・ダニエル、イ・ヨニらの熱演で、いきなりドラマに引き込まれる。大ヒットドラマ「サイン」のスタッフによる作品で、「サイン」にハマった方は間違いなく「ファントム」でもハマるだろう。“上司と上司にあこがれるヒロイン”、“実在の事件がきっかけとなって始まる謎”、そして「サイン」で感じたあのスリル感がグレードアップして体感できる。
今回のダイジェストの中に、ヒロインがストレッチャーを押して逃げるシーンがあるが、このシーンは「サイン」でも登場した名場面。韓ドラファンの心をくすぐる演出だ。
約1時間ほどのダイジェスト版を食い入るように見つめる1500人。そんな緊張をほぐしてくれたのは、韓流イベントではおなじみの名MCのイ・ユミ(以下、司会)。
(C)KNTV■舞台挨拶
司会:本日の特別ゲストのソ・ジソブさんと、キム・ヒョンシク監督を大きな拍手で迎えください。(いきなりの大歓声!)ご挨拶をお願いします。
ソ・ジソブ(以下、ジソブ):皆さんこんにちは、ソ・ジソブです。お目にかかれてうれしいです。
キム・ヒョンシク監督(以下、監督):お会いできてうれしいです。演出を担当したキム・ヒョンシクです。
(C)KNTV司会:では、着席してお話をお聞きします。(ここで笑いが起きる。監督が司会者の席に座ろうとしたのだ。ソ・ジソブは着席して長い脚を組む。左耳にダイヤのピアス、腕時計もダイヤ?白と茶のコンビの靴がおしゃれ。もちろん靴下は履いていない!)
では、ご紹介させていただきます。キム監督は、2005年「プラハの恋人」をはじめ、2007年「外科医ポン・ダルヒ」、2009年は「カインとアベル」(さすが、このドラマはソ・ジソブが主演だけに大きな拍手が起きる)、2010年「カムバックマドンナ~私は伝説だ」、2011年「サイン」、そして今年2012年「ファントム」原題は「幽霊」です。この演出家として、完成度の高い作品を手掛けた有名な監督さんです。
このドラマの紹介と制作意図を教えてください。
(C)KNTV監督:「ファントム」と言う作品ですが、最近わたしたちはインターネットやパソコンをよく使っていますよね。そういったサイバー世界で繰り広げられる犯罪を捜査するサイバー捜査隊という刑事を中心に様々な事件を解決する物語です。このような作品を作るようになった契機ですが、私たちがよく使うサイバー世界、これがいかに影響力を持っているのか、危険性をはらんでいるのかということを忘れがちですので、視聴者の皆様にこのサイバーの力がいかにパワーがあるのかということをお伝えしたかったと同時に、またサイバーの世界を通じて皆さんに新しいドラマを提供することで新しい楽しみを与えたい、と言うことで制作しました。(拍手。どうやら、ダイジェスト版に大満足の様子)
(C)KNTV司会:監督は「プラハの恋人」や「カインとアベル」、「サイン」など有名な作品の演出をされ、今回はサイバー・サスペンスという新しい作品を手がけましたが、このサイバー・サスペンスというのは、難しいんじゃないかという印象を持ったんですが、監督はこの難しい素材をどう撮影されましたか?
監督:僕自身はドラマ制作ではいつも、新しいもの、既存のドラマにはなかったものを考えています。今回はサイバー犯罪を制作するに至りました。一番難しかったのは、視聴者の皆さんに「難しいな」と思われてはいけないということでした。そこで、オンラインの世界で繰り広げられている犯罪をオフラインの世界の犯罪といかに結び付けていくのか、そうすることでいかにして視聴者に皆さまに難しい部分を伝えることができるのかなと、言うことに気を使いました。(拍手)簡単じゃなければ面白くないので、そうしたところを気を使いました。
司会:皆さん面白くご覧になりましたよね。(大拍手。監督が話している間、ソ・ジソブは、耳は監督の話を聞きながら、視線は会場全体に配っている。2階席にも。記者席は2階一番奥。それでもジソプssiの視線が届いたよ!) >>後半へ続く
◆『ファントム』
KNTVにて11月3日(土)日本初放送スタート
本放送:毎週土日 午後8時45分~10時
再放送:毎週月火 午前8時20分~9時30分
(c)SBS
※『ファントム』第1話先行放送
10月14日(日) 午後4時30分~5時40分
◆『ファントム』ソ・ジソブ舞台挨拶11月放送予定
■作品紹介
・制作:SBS、2012年
・話数:全20話
・脚本:キム・ウニ
・演出:キム・ヒョンシク
・出演:ソ・ジソブ、イ・ヨニ、オム・ギジュン、チェ・ダニエル、G.O(MBLAQ)他
◇KNTV「ユリョン<幽霊>」(仮)番組サイト
◇ 韓国SBS「ユリョン<幽霊>」(仮)予告動画
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