サントリー、トクホの「ペプシ」を発売、織田裕二出演TVCMとメイキングを公開

サントリー食品インターナショナルは、特定保健用食品のコーラ飲料「ペプシ スペシャル」を11月13日から発売、織田裕二が出演するTVCM「選べない男」篇と、そのメイキングを公開した。
同商品は、消化性デキストリン(食物繊維)の働きにより、食事から摂取した脂肪の吸収を抑えて排出を増加させ、食後の血中中性脂肪の上昇を穏やかにするコーラ飲料。同社とペプシコ社が共同で長年培ってきたコーラ飲料の開発技術を生かし、難消化性デキストリン特有のクセを軽減させ、爽やかでキレのある後口を実現した。
パッケージは、高級感のある黒色と金色を基調に、「PEPSI」のロゴマークと特定保健用食品のロゴを併記することで、ペプシブランドのトクホであることを分かりやすく表現した。
TVCMは、織田裕二がピザとハンバーガーのどちらを選ぶかを決められない優柔不断な男性を演じる。織田裕二、ピザ、ハンバーガーの三角関係というコミカルなストーリー設定と、今までの織田裕二のイメージと異なるギャップのある演技に注目したい。
TVCMの舞台は、とある公園のベンチ。織田裕二が、「好きなんだ“ピザ枕”」とピザの着ぐるみを着た女性「ピザ子」の“ひざ枕”でくつろぐ。その光景を、ハンバーガーの着ぐるみを着たもうひとりの女性「バガ子」が木陰からじっと見つめている。
気付いた彼が、あわててピザ枕から起き上がる。バガ子は、「バカッ!」と言って、その場から駆け出す。彼が追おうとすると、ピザ子がそれを引き留めようとする。そんな状況に彼は困惑し、気まずい沈黙に包まれる。
彼は現実に戻り、ピザとハンバーガーが並ぶ屋台を前にして、「選べない」、「どっちも好きだ~!」と叫んでしまう。最後は、「脂肪に、キタキタッ!」、「待ってました!」のセリフとともに、同飲料と、ピザ、ハンバーガー、それぞれを食べる彼の姿で締めくくる。
撮影は、ピザとハンバーガーを食べるカットでは、織田裕二はカメラが回る前から大好物を前にうきうきした表情を浮かべ、すっかり役柄に入り込む。嬉しそうにピザやハンバーガーにかぶりつき、目を閉じてじっくり幸せそうに味わう彼の演技に、監督からは「すばらしい!」と1発OKが出た。
また、同飲料を飲むシーンでは、「ゴクゴク!」と爽やかに飲んでいた姿が印象的。彼は、撮影の合間の食事の際にも「ペプシ スペシャルある?」とスタッフに尋ねて、すっかりお気に入りの様子だった。
彼は、共演者とのリハーサルを繰り返したり、演技をモニターでチェックしたりと、随所に演技へのこだわりを見せる。しかし、ピザとハンバーガーに扮した2人の女性の間で揺れ動くシーンのチェックの際には、さすがの彼も「(俺って)どんなヤツだよ・・・」と苦笑いしながら一言。普段の硬派なイメージの織田裕二と今回の役柄とのギャップに、スタッフからも笑いがこぼれるほど和やかな雰囲気で撮影が進行した。
メイキングでは、こうした撮影の様子をたっぷりと見ることができる。
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