リアル・ガンダム?水道橋重工、世界が注目の巨大ロボット“クラタス”の動画をWebサイト公開中!

2012年11月29日12時08分社会

今、世界中から“ガンダム”以上に注目を集めているのは“KURATAS(クラタス)”!ガンダムは、アニメやゲームの世界だが、クラタスは、ロボット愛好家集団「水道橋重工」が作った身長約4メートルの、実在する巨大ロボット!水道橋重工のWebサイトでその全貌を動画で紹介している。今朝29日のテレビの情報番組で、このロボットをみて驚いた視聴者も多かったのでは?

クラタスは、今年の夏7月、幕張メッセで開催された「ワンダーフェスティバル 2012[夏]」で発表され、世界中を驚かせたスーパーロボット。コックピットに人間1人を乗せ操縦できる。コックピットでのハンドル操作やスマートフォンからの遠隔操縦など様々な操縦方法が可能。そのなかでも特筆すべきは、Xbox「Kinect」のモーションセンサー機能を使った操縦方法。コックピットの中にいる人物の動きに合わせて、ロボットが動くのだ。グーチョキパーのジャンケンだってできる。ガンダムだってこんなにうまくグーチョキパーが出せないくらい上手に出せる。まさにアニメの世界で悪をやっつける正義のロボットだ。

オフィシャルサイトでポップな音楽をバックに紹介する動画では、街中を4人走行したり、クラタスの様々な部位を動かして見せてくれる。実に細かい動作もできるようで、武器だって扱える。サイトには、ビービー弾を発射している動画も紹介されている。武器の代わりにホースを持たせれば、危険な消火活動にだって役立ちそうだ。ほかにも空想の中で考えていたいろいろなことをクラタスは引き受けてくれそうだ。

こんなすごい巨大ロボットのクラタス君。体も大きいが価格も凄い。なんと1体1億円。これが妥当かどうかが庶民には判断がつかないが、すでにアメリカ、イギリス、中国など世界中から3000件を超えるオーダーが入っているとのこと。世界中のロボットファンを魅了したリアル・ガンダムだが、名前のクラタスは、制作者の“倉田光吾郎”から名付けたとのこと。倉田氏は鍛冶師・造形作家(鉄鋼アーティスト)で、実物大「スコープドッグ(TVアニメ『装甲騎兵ボトムズ(©サンライズ)』に登場する2足歩行ロボット)」の製作などでも話題となった人物。

1億円を持ち合わせていないロボットファンは、サイトでクラタス初号機と対面しては?「水道橋重工」オフィシャルサイトのクラタスの全貌を紹介する動画の後に、そのほかの動画が視聴できる。

水道橋重工のWebサイト

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