【最終回ネタバレ】「ピンクのリップスティック」ドロドロ愛憎劇の結末は異例の“許し”でハッピーエンド
「ピンクのリップスティック」の最終回(149話)では、主人公ガウンの長きにわたる復讐劇がついに決着を迎え、主要人物たちがそれぞれの罪を認め合い、許し合う感動的な結末が描かれた。
「ピンクのリップスティック」(原題:분홍 립스틱)は、夫と親友の裏切りをきっかけに、お嬢様として育ったヒロインが復讐に目覚めていく愛憎復讐劇。
■キャスト
ユ・ガウン役:パク・ウネ
パク・ジョンウ役:イ・ジュヒョン
ハ・ジェボム役:パク・グァンヒョン
キム・ミラン役:ソ・ユジョン
ほか
■第149話(最終回)ネタバレ
ジョンウはこれまで犯してきた数々の罪─ガウンを裏切り、利用し、ソンウンを傷つけてきたこと─をすべて受け止め、警察へ自首する決意を固める。自首前にガウンのもとを訪れ、深く頭を下げて謝罪し、さらにソンウンに対しても「生涯をかけて償う」と約束を立てた後、警察に自ら罪を告白して連行されていった。
一方、ミランはジョンウの自首という事実をナリや自分の母には隠し、「出張に行った」とだけ説明するが、そこへメン会長の使いの者が現れ、かつてミランから奪われたはずのお金と土地を返還すると告げる。これはガウンの意向によるもので、復讐を完遂したガウンがミランにも一定の救いの手を差し伸べたことを示している。すべてを失ったミランは、この“返礼”を受け取りながら、自分の人生を振り返るきっかけを得る。
入院から回復したガウンの病室にミランが訪れ、アルコール依存症のリハビリセンターに入る決意を伝える。ガウンは復讐のためにミランを苦しめてきたことを謝罪し、ミランもまた親友を裏切り家庭を壊した自分の過ちを認め、二人は涙ながらに互いを許し合う。ミランは「リハビリから戻るまでナリを頼む」とガウンに託し、母としての新たな一歩を踏み出す。
退院後のガウンを待っていたジェボムは、「婚約者のフリをしてほしい」と提案する。これはこれまでの誤解やすれ違いを乗り越え、二人が共に未来を歩む決意を示すもので、ジェボムはガウンを守り続けたいという想いを率直に語る。ドラマは明確な再婚式を描かず、二人が“パートナー”として寄り添う姿で未来を暗示する。
物語のラストは1年後―ガウンがファッション業界で頂点に立ち、「ファッションアワード」を受賞する栄光のシーンで締めくくられる。どん底から這い上がったガウンの堂々たる姿の傍らにジェボムが寄り添い、ナリも穏やかに育つ中、激しい復讐劇が韓国朝ドラらしい“丸く収まる”ハッピーエンドを迎えた。
■視聴者の声
本作は韓国で2010年1月11日~2010年8月6日(平日朝ドラ枠)全149話で放送され、最高視聴率23.6%の高視聴率で、同年の朝ドラ聴率第1位となった大ヒット作だ。
これまでのドロドロ愛憎劇とは違って、ガウンの元親友であり、 夫・ジョンウと不倫したキム・ミラン についても最終的にはガウンが “許し” の態度を見せる流れになった。この結末について、「最後はハッピーエンドで救いがあった」「ガウンの成功シーンが爽快で満足」との肯定的意見や、復讐の過程自体は「過激でハマった」「演技が良かった」と高評価が多かった。
しかし一部韓国の視聴者からは「復讐が中途半端に終わってガッカリ」「許し合いが急でリアリティがない」との声もあった。
一方で日本視聴者のブログやレビューでは「難癖つけながらも楽しめた」「復讐劇に必要な救いがあって妥当」との声が見られ、全体として賛否両論ながら中毒性を認めつつ、結末の「丸く収まりすぎ」を指摘するパターンが目立った。
◇YouTube|MBCentertainment「분홍 립스틱」ハイライト映像(日本語字幕なし)