田村正和×松本清張、開局55周年記念ドラマSP「十万分の一の偶然」を2週連続で放送！予告動画－テレ朝

12月15日、テレビ朝日は開局55周年記念ドラマスペシャル「十万分の一の偶然」を放送、田村正和主演による松本清張の長編作品が2週に渡って登場する！原作は、松本清張ミステリー後期の傑作で、「十万分の一の偶然」と評された一枚の交通事故写真を巡り、事故被害者の父親が真相を求めて執念の追跡を始める…予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

ルポライターの山内正平（田村正和）はモンゴル平原での取材中一人娘・明子（中谷美紀）の婚約者・塚本暁（小泉孝太郎）から明子の訃報を知らされる。明子は叔母・恵子（岸本加世子）を見舞うために乗った東名高速道路で玉突き事故に巻き込まれてしまったのだった。正平が事実を知った時には、事故から既に1ヶ月が経過していた。失意のうちに帰国する正平だったが、機内の雑誌で娘の最後の姿が写った写真を目にしてしまう。その写真を撮影したのはアマチュアカメラマンの山鹿恭一（高島政伸）で、夜景を撮影しに出かける途中に偶然事故を目迎してシャッターを切ったのだという。その写真は評論家の古家庫之助（伊東四朗）に絶賛され、園年の「ニュース写真年間最優秀賞」を受賞することになった。正平もまたその授賞式に出席するが、会見の場で週刊誌編集者の小泉恵美子（松下由樹）が事故でたった一人の生存者が「赤い火の玉を見た」と言っていることについて質問を投げかけた。その言葉に疑念を抱いた正平は、娘の死に納得がいかないまま自ら事故の真相を調べようと動き始める。

田村は2009年放送のスペシャルドラマ「松本清張生誕100年特別企画　疑惑」でも主演を務め、平均視聴率18.5％の好評を博した。今回も清張作品となる田村の最新主演作品は、清張および田村のファンのみならずミステリードラマ好きにとって待望のドラマと言えるだろう。娘の死を捉えた報道写真、それは本当に偶然の一枚だったのか…同じく報道の現場に身を置く正平が問いかける疑念は、娘の死を受け入れられない父親の葛藤も含んで大きな謎を浮き彫りにさせる。大御所・田村が主演だけに、脇を固める俳優陣にも実力派が揃えられた。メインキャスト以外にも岸本加世子、内藤剛志、若村真由美などが揃い、ナレーションは石坂浩二が務めるという豪華なキャスティングは大きなみどころだ。人間の機微を鋭く描く清張作品を見事にドラマ化したものとして大きな期待が寄せられる。

ドラマスペシャル「十万分の一の偶然」は15日（土）よる9時から放送。予告動画はドラマ公式サイトで視聴出来る。


十万分の一の偶然｜テレビ朝日

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