ついに明日15日最終回を迎える社会派エンターテイメント「ヒーロー」、本日放送の第15話では「法がダメなら世論の力で！」と集会を開くが、想定外の展開になってしまう…日テレ番組サイトには人物相関図が、日本公式サイトには予告動画と場面写真などが多数公開されている。今回は第15～最終回の16話のあらすじを紹介。
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■第15話：法でダメなら、世論の力で！
イルトゥ（チェ・ジョンウ）に復讐するためにホギョン（シン・ジュア）に接近したというヘソン（オム・ギジュン）の言葉に、イルトゥは衝撃を受ける。一方、ドヒョク（イ・ジュンギ）は、無許可集会の主導者として警察署に連行される。検察に引き渡されることになり、すぐに釈放されると考えていたが、ヘソンが手を回し、ドヒョクが拘束され、さらに拘置所へ収監されてしまう。これにはジェイン（ユン・ソイ）も、言葉を失い、知らせを聞いたヨンドク日報の記者たちは、動揺する。記事を書けば名誉棄損で訴えられると警察からの圧力がかかり、ヨンドク日報は身動きが出来ない。
そこでヨンドク（ペク・ユンシク）は、ドヒョクの代わりに拘置所へ入ることを決心し、娘ユリ（ユン・スンア）に会う。ヨンドクの手紙を読んだドヒョクは、どうしてよいのか分からず、ヨンドクの真剣な様子にただ涙を流すばかり。ドヒョクをはじめヨンドク日報の記者たちは、合法である一人デモを実施し、イルトゥの再調査を求める署名運動に励む。興味を示さなかった人々も次第に署名に応じてくれるようになり、テセグループの内部でもイルトゥへの不信感からほころびが出始める。
ヨンドクはヘソンが逃げるのではと心配し、ドンヒョクを行かせるが…。

■第16話（最終回）：求む、第二のヨンドク日報！
ヨンドクの考えた通り、ヘソン（オム・ギジュン）は逃げようとしていた。駐車場で、逃げないで、「イルトゥに堂々と復讐しろ」とドヒョク（イ・ジュンギ）が迫ったその時,、イルトゥ（チェ・ジョンウ）が車に乗り込みヘソンに向かって車を急発進！とっさにヘソンをかばってドヒョクが…。ヘソンは自分をかばってを車に轢かれたドヒョクを放置したまま逃亡。イルトゥはこれですべてが片付いたと、4年後の出馬を考える。その様子をイルトゥの娘ホギョン（シン・ジュア）が目撃、衝撃を受け立ちすくむ。
重傷を負ったドヒョクは病院に運ばれるが、病院を抜け出し、ヘソンの母親（キム・ミギョン）が経営する食堂に向かう。そこで、ヘソンと出くわすが…。

この後、ドヒョクとヘソンの間でどんな会話があるのか？重傷を負ったドヒョクは？ヘソンは自らの罪を認めるのか？イルトゥに復讐を遂げることが出来るのか？そしてドヒョクとジェインの関係は？
ドラマの紹介でも記したとおり、「IRISI－アイリス－」や、「イケメン＜美男＞ですね」が放送されたため、視聴率はそれほど奮わなかったが、イ・ジュンギの初めてのコメディタッチのドラマとして最後まで楽しく視聴することが出来た。「女の香り」では優しくヒロインを見守る医師役を演じたオム・ギジュンのヘソン役も良かったし、「ペク・ドンス」コンビのチ・チャンウクとユン・ソイの初々しい姿も好感をもって視聴できた。特にユン・ソイに関しては、ヒロインの相次ぐ降板ののち、やっと決まったキャスティングだっただけに、冒頭の数話は少々ぎこちなさもあったが、中盤以降は、彼女の持ち味を十分に生かしてチャーミングなジェイン像をを描きだしていた。ヨンドクを演じたペク・ユンシクはじめ、ベテラン俳優陣の安定感のある演技もドラマを引き締め、これまでの硬派一辺倒の社会派ドラマとは一味違った、アクション満載の社会派ドラマとしてお勧めの一作だ。

「ヒーロー」第15話の14日（月）、最終回は15日（火）、BS日テレにて月～金の昼12時5分から1時まで日本語字幕版で放送、番組サイトには予告動画が、予告動画と場面写真は日本公式サイトで。また、16日（水）からのこの時間は、1960～70年代を背景に厳しい現実に立ち向かい成功に至るハン・ボクヒの一生を描いたドラマ「ボクヒ姉さん」を放送。

ナビコンではイ・ジュンギの魅力を、三大悪女のコーナーの「王の男」、「犬とオオカミの時間」の特集で紹介。

◇「ヒーロー」日本公式サイト
◇BS日テレ「ヒーロー」

■作品紹介
・韓国放送：MBC、2009年11月18日～2010年1月14日
・話数：全16話
・演出：キム・ギョンヒ／イ・ドンユン
・脚本：パク・ジスク
・キャスト：イ・ジュンギ／ユン・ソイ／ペク・ユンシク／オム・ギジュン／イ・ハヌィ／シン・ジュア／チェ・ジョンウ／イ・ヘスク／チュ・ジンモ／チョン・ソギョン／チョン・スヨン／チャン・ヨンナム／チ・チャンウク／チン・ソン／チェ・スリン／キム・ヒャンギ（子役）／オム・チソン（子役）
©UNION ENTERTAINMENT / Media Zoo

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