原作作家は旅行会社勤務歴6年…成田空港で奮闘する旅行代理店スタッフを描いた「あぽやん」放送開始!予告動画-TBS
1月17日、TBSでドラマ「あぽやん~走る国際空港」がスタート、成田空港で旅客のトラブルに対処するスタッフたちを伊藤淳史らが笑いと涙で盛り上げるハートフルコメディだ。空港が舞台と言えども今回の主役はパイロットでもCAでも管制官でもない、旅行会社の「センディング」という一見地味なポジションだ。しかし人との触れ合いが多いこの仕事だからこそ起こるハプニングはまさに悲喜こもごも、視聴者にも旅への夢を分けてくれるだろう。原作は旅行会社勤務6年の経歴を持つ作家・新野剛志による同名小説で、現場を知る作者が生き生きと空港の人々を描いている。
主人公の遠藤慶太(伊藤淳史)は旅行代理店「ジャルパック」でマニアックなツアーの企画を担当していた。ところが新任の上司と折りが合わずに左遷の憂き目に遭ってしまう。新しい職場は成田国際空港のカウンター、業界では「あぽやん」と呼ばれるセンディングという仕事だ。これまでツアーの企画ばかりしており接客経験の無い遠藤にとっては未知の職種だった。更に人間関係も何やら一筋縄では行かない様子、いつもへらへら笑ってつかみどころの無い上司・今泉(柳葉敏郎)に仕事に厳しく言葉も厳しいセンダー・森尾晴子(桐谷美玲)といった顔ぶれに遠藤はタジタジ。そんな中でも唯一優しく声を掛けてくれるベテランの馬場英恵(貫地谷しほり)や日本航空の地上職員・古賀恵(中村ゆり)といった遠藤の心のオアシスとも巡りあう。
一旦業務が始まれば、いつもは個性的な面々も笑顔で素早く顧客に対応する鮮やかさで、遠藤は到底ついていけそうにもない。空港勤務2日目、遠藤は早速顧客のクレームを受けることとなる。「並びの座席が取れていない」と怒鳴り込むカップルだが、本来なら客自身が手続きをするべきこと。しかし今泉は文句も言わず頭を下げ、なんとか二人を送り出す。理不尽だと愚痴を言う遠藤に、森尾は冷たく「うちのチームにいてほしくない」と言い放つのだった。波乱続きで始まった遠藤のあぽやん生活に、ある日更なる難題が持ちかけられる…。
舞台となる旅行代理店「ジャルパック」は実在の大手だけに、リアリティを持ったエピソードも続々登場する。同社サイトではこのドラマのスタートを受けて特集ページも開設、劇中で登場する旅行業界擁護やその由来なども丁寧に解説しているので一読するとよりドラマを楽しむ事が出来るだろう。劇中では空港で働く様々な職種の人々はもちろん、地元・成田の街の様子なども登場し、様々な角度で成田空港を見つめていく。
ドラマ「あぽやん~走る国際空港」は17日(木)よる9時から放送。予告動画はドラマ公式サイトで視聴出来る。
◇木曜ドラマ9『あぽやん~走る国際空港』|TBSテレビ