アサヒ飲料、「ワンダ モーニングショット」渡辺麻友出演本格オフィスドラマCMシリーズ第2弾を公開

2013年02月16日13時00分商品・CM

アサヒ飲料は、「ワンダ モーニングショット」のAKB48の渡辺麻友が出演するTVCM「笑って」編と、そのメイキングを公開した。
2013年の同飲料のTVCMは、オフィスを舞台にAKB48のメンバーが毎回交代で主役を演じるドラマ仕立てのシリーズを展開。第2作目となる今回のTVCMでは、渡辺麻友が主演を務め、OL役を熱演する。

TVCMは、ある日の午後、入社2年目のOL(渡辺麻友)が社内会議に出席している。しかし、議論が行き詰まり、重い空気が流れる中、部長(大杉漣)は険しい表情で腕を組んでいる。
そんな部長に笑顔になってほしいと思ったOLが部長の方を見ながら、心の中で「部長・・・笑って・・・笑って・・・」と念じる。部長は、しばらくして、ふいにOLの方に顔を向けて、突然、笑い出す。
OLは、「笑った!」と心の中で叫び、自分の思いが通じたと喜ぶが、よくよく部長の視線をたどると、彼が見ていたのは何とOLの胸元にぶら下がっている社員証。そこには、垢抜けた現在のOLとは違う、入社当時の地味すぎる顔写真の社員証があった。
部長は、お陰ですっかり肩の力が抜けて表情が柔らかくなる。「ワンダ 金の微糖」をひと口飲んでリラックスしている姿に、「毎日が輝くといいね。ワンダ 金の微糖」というOL役の渡辺麻友のナレーションと商品カット、タイトルがインサートされる。

撮影は、1月下旬、都内某所の会議室で行われた。社員証用の写真の撮影で、ほぼノーメイクで登場した渡辺麻友は、髪をおさげにして幼く見せたり、メガネを微妙に左右ずらして掛けたり、なぜか肩で息をしていたりなど、仕草や表情、髪型をアレンジして、入社当時の垢抜けない女性を演じる。
中でも1番盛り上がったのが高速のまばたきで、故意に目が半開きの彼女を撮影した場面。写真を見て、思わず「うわっ、これはヤバイ・・・」とつぶやいたスタッフに、彼女が「今、ヤバイって言いましたよね?」と苦笑いで反応すると、周りから大爆笑が起こる。
誰もがかわいいと認める顔立ちながら、嫌な顔ひとつ見せないどころか、終始、楽しそうに撮影に臨む前向きな彼女の姿に、現場スタッフのモチベーションは大いに高まった。
彼女は、社員証の顔写真撮影後、白のブラウスに青のジャケット、ベージュのスカートという衣装に着替える。髪型も、後ろで1度束ねた長い髪の毛先を、左右の肩から前に垂らすスッキリしたスタイルで、社員証の顔写真と同一人物とは思えないほど、すっかり垢抜けた美人OLに変身。
彼女は、OL役を演じるに当たり、「オフィスで働いた経験は1度もないので、監督の指導を仰ぎながら、自分の中で想像力を膨らませていました」というが、そうした真摯な姿勢が入社2年目というキャラクター設定ならではの初々しさを自然と醸し出していた。

渡辺麻友が「笑って!」という強い想いを込めて、大杉漣演じる部長をじっと見つめるシーンでは、時には2分以上カメラを回しっぱなしにして、15秒という短い秒数の中でも際立つ彼女の魅力的な表情を引き出した。
また、「心の声が周りに聞こえてしまうぐらい強く念じて」、「周りの目や自分の体勢を気にせず、部長への想いを優先して」などと、OLの心の動きを的確な言葉で表現する監督の巧みな演出により、彼女はますます感情表現が豊かになっていく。セリフに頼らない、臨場感あふれるお芝居には、スタッフ一同、視線が釘付けといった感じだった。
本番中、あまりにもキュートで健気な彼女の表情に、カットが掛かる度にスタッフの間から「かわいい~」というコメントが続出。撮影を重ねるごとに、そうした声が増えてくるため、大杉漣は「ねぇ、たまには俺にも“かわいい~”って言ってよ(笑)」と、ついついヤキモチを焼いてしまう。
これには、彼女も周りのスタッフも思わず笑みを浮かべ、撮影中の緊迫した現場の空気が一気に和んだ。2人は、休憩中にAKB48のコンサートの話題で盛り上がり、会場での再会を約束。撮影後、「本番でも大杉さんの優しい笑顔を見たいと思って頑張りました」という彼女のコメントに、大杉漣もすっかり顔をほころばせていた。
メイキングでは、こうしてなごやかな雰囲気の中で進んだ撮影中の様子を見ることができ、渡辺麻友のコメントやお茶目なところもたっぷりと見ることができる。

アサヒ飲料「ワンダ」オフィスドラマCMシリーズ

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