国王は名君か?暴君か?王権強化のための3番目の策…「光宗大王-帝国の朝-」第81-85話あらすじと予告動画

2013年03月07日17時39分 
(2013年03月07日17時56分 更新)
ドラマ
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最終回まで残りわずかとなった「光宗大王-帝国の朝」は、いよいよ王権強化のために光宗が「奴婢の解放」「科挙の実施」に続く3つ目の策「官僚制度の改革」を始める…BS朝日にて3月8日(金)からの第81話~85話を放送!BS朝日番組サイトでは相関図が、韓国公式サイトでは全話の予告動画や場面写真などが公開さていている。ただし、視聴には会員登録が必要。

ナビコン韓流コーナーでは、ドラマ視聴に役立つ歴史年表地図【「太祖王建」を2倍楽しむ】では全話のあらすじと見どころを紹介しているので、参考にどうぞ。本作のBS朝日の放送にあわせて【「光宗大王」を2倍楽しむ】で、あらすじと見どころなどを解説していくのでお楽しみに。

【「光宗大王-帝国の朝」を2倍楽しむ】の「(1)ドラマの紹介と時代背景」では、新たに「高麗時代」について詳しく紹介しているので、チェックをお忘れなく! また、各話のあらすじの後の赤文字は、見どころや解説をしています。

■第81話
久しぶりの光宗との2人きりの対面を果たしたチョソンは、友人としての光宗から「伴侶を探せ」とアドバイスされ複雑な表情。そこにシンソン・サンギ・ダンソル・モンユらが到着し、彼らの報告を聞いた光宗は、王妃の実家ファンボ家も科挙への反抗を強めていると聞いて気分を害する。
パク・スギョンの家では、郷里に帰る準備が着々と進められていた。スンギョンたちはいまだ不服で仕方ないが、スンウィは「すべての未練を捨てて平州へ帰ろう」と弟たちを説き伏せる。
一方、雙冀(サンギ)の父の件を聞いた光宗は、「家事をする伴侶もなく不便だろう」と心配する。すると、これ以上黙っていられないと考えたサンギとチョ・ソンは光宗に「二人がおnすべてを告白する。
光宗の中にも見えたチョ・ソンへの想いは単な友情だったのか?チョ・ソンの表情に注目しよう。

光宗大王■第82話
朝会で光宗が科挙について話を向けると、臣下たちは明らかに不満顔。そんな中ソ・ピルが「選抜を中国から来た人間に任せるのはおかしい」」と反対意見を口にすると、我が意を得たりと大臣たちがこれに賛同する。光宗は烈火のように怒り、「出身にこだわるな。今後これを論じると極刑に処す」と叱り、改めてサンギにすべてを任せる。そしてついに、西暦958年5月、光宗は歴史に残る科挙制度を宣布した。科挙の試験に受かれば、平民でも官職に就けるという画期的な改革に民は喜び、「国王陛下は素晴らしいお方だ」と賞賛する。
一方、ヒョウン太子は、王都で怯えながら暮らすより母の実家の平州でひっそり暮らしたいと、光宗に願い出る。光宗は、二度と疑われるような行動をとるなとくぎを刺し、選別を渡す。
そんな中、光宗は大殿にサンギとチョ・ソンを呼び、二人の婚礼を後押しすると告げる。戸惑うチョ・ソンだったが「この縁を謹んでお受けします」と婚姻を受け入れる。
恋慕する相手に結婚を勧められ、おまけに夫婦で仲人をするとまで言われたチョ・ソン。何ともありがた迷惑な話だが、これが国王とあらば断わることもできない…。

光宗大王■第83話
サンギとチョ・ソンの婚礼の準備を、光宗と王妃が取り計らっていることを知った家臣たちは、光宗が特別にサンギをかわいがっていることに不満を隠せない。さすがにこれには大臣たちから不平の声が上がる。しかしそんな声を光宗は一向に意に介さない。それでもシンソンだけは大殿に呼び出し、サンギやダンソル、モンユは大事な友人だが、シンソンはそれ以上の存在だ。死ぬときも一緒だと、まるで恋人に言うよな熱い思いを告白する。
一方、郷里の平州で暮すことを決意したヒョウン太子は、フンファ君らに見送られ王都を出ていく。
チョ・ソンは婚姻後も客館を続けたいとサンギに願い出た。サギはそれを承諾し「幸せに暮そう」と告げる。
さて、お困り王子のヒョウン太子だ。母の実家とはいえ、パク一族のいる平州にこもるとは…この先が心配。

光宗■第84話
サンギとチョ・ソンの婚礼の儀がつつがなく終わり、満足した光宗は、宴の席で浴びるように酒を飲む。すると光宗は、泥酔した勢いで「サンギを妬む愚か者がいる」「古いものは思い切って捨てなければ」と暴言を口にする。これにはさすがにシンソンたちもハラハラ、ソ・ピルは怒りでワナワナ…。祝いの宴は一気に暗いムードに。
そんな中、スンウィは、ヒョウン太子が平州に戻ったことをスンレから聞かされる。そして、スンギョンが早速太子に会いに行ったことを知り、「ヒョウン太子には一切会うな」とスンギョンに命じた。
そんな中、転嫁が認める忠臣ソ・ピルが光宗に命を賭して、宴席での光宗の暴言を諌めるために大殿へ…。
光宗を捕まえてとうとう“暴君”とまで言ってしまったソ・ピルのウン命やいかに!

光宗大王■第85話
宴(うたげ)での光宗(クァンジョン)の発言を非難したソ・ビル公に激怒した光宗は、ソ公の首をはねろと命じた。驚いたテモク王妃は、これまで4代の王に仕えた忠心の処刑を取り消させるように、シンソンに助けを求める。その話はまたたく間に朝廷に伝わり、ソ公の実直な性格を知る臣下たちは光宗に思いとどまるよう提言する。シンソンもサンギたちと一緒に光宗説得にやってっくる。皆の思いに光宗は刑を取り消すが、これを機に陛下を恐れた臣下たちは、誤りを進言できなくなってしまう。
いよいよ官僚採用試験となる科挙が始まる。光宗も出席し、試験を見守る中、儒生たちに詩・賦・歌・時務策が出され、7名の進士が合格する。その中のひとり、チェ・ソムという学士が光宗に対して皮肉のきいた解答を出し、ジモンにチェックされる
一方、サンギの父雙哲(サンチョル)が高麗に到着し、光宗に謁見する。後周が中国をほぼ統一したものの契丹との争いが長引く状況を利用し、光宗は外交文書に年号を使うことを決心する。そしてこれを機に朝廷を大幅に改編するため官服を一新し、官僚制度の整備にかかる。
「官僚制度の整備」。これこそが光宗のやった王権強化のための3つ目の策。960年「百官公服」として、官僚の等級に従って官僚が着る官服の色を定めた。これは、長く朝鮮時代まで続く。


kandoratop 【「光宗大王」を2倍楽しむ】

BS朝日「光宗大王-帝国の朝-」
 ※2012.11.12-  月~金
韓国KBS「帝国の朝」(光宗大王)番組サイト
※予告動画視聴には事前に会員登録が必要。韓国語。
DVD公式サイト
★本サイトで掲載されている記事、写真については無断使用・複製を一切禁止いたします。


■作品紹介
・原題:帝国の朝(제국의 아침)
・放送:KBS、2002.3.2~2003.1.26
・話数:全94話
・演出:チョン・ソンホン、キム・ホンイル
・脚本:イ・ファンギョン
・キャスト:
ワンソ(後の光宗) …キム・サンジュン
ワンヨ(後の定宗) …チェ・ジェソン
テモク妃…チョン・ヘジン
ムンゴン妃…ホン・リナ
恵宗(ヘジョン)…ノ・ヨングク
ウィファ妃…キム・ヒョンジュ
ワンギュ…キム・ムセン
パク・スリ…チョ・ギョンファン
■DVD-BOX
・構成:DVD-BOX1〜8:BOX1 DISC5枚組 10話、
BOX2~8 各DISC6枚組 12話収録/デジパック、
・リーフレット、オリジナルポストカード2枚封入
・初巻発売日:2009.6.5
・各BOX価格:15,000円(税抜) / 15,750円(税込)
・販売元: ブロードウェイ








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