深夜の店に子どもが?滝沢秀明主演プレミアムドラマ「真夜中のパン屋さん」第2回予告と前回のあらすじ-NHK

2013年05月04日20時00分ドラマ

5月5日、NHK・BSプレミアムのドラマ「真夜中のパン屋さん」は第2回「小さなパン泥棒」を放送、ある日ブランジェリークレバヤシに少年がやってきてパンを盗んでいく。希実(土屋太鳳)が少年を捕まえると、暮林(滝沢秀明)に少年を家まで送ったついでに代金をもらうように言われてしまう。しぶしぶ少年を送った希実だったが、母親の織絵(前田亜季)に1万円札を渡され希実は面食らう。

[第1回「謎の女子高生来る」あらすじ]
三軒茶屋にあるパン屋「ブランジェリークレバヤシ」は、深夜11時から早朝5時まで営業という風変わりな店だった。しかし都会と言う立地から、居酒屋帰りのサラリーマンなど深夜族が入れ替わり足を運ぶ、そこそこ繁盛している店だった。店主の暮林とブランジェの柳(桐山照史)が切り盛りするこの店に、ある日いつもの客層とは似つかわしくない制服姿の少女が訪れた。
その少女は篠崎希実と名乗り、暮林美和子を訪ねてきたと告げる。美和子は暮林の妻で、半年前に事故で他界していた。それを知らされ呆然とする希実を暮林はパン屋の二階に案内し、常連客には義理の妹だと笑顔で紹介するのだった。案内する柳に、自分の事を安易に信用しすぎと非難する希実だったが、暮林はそういう人物だと飄々と返されるのみだった。希実は二階の一室をあてがわれるが、柳に聞くと暮林はここには住んでおらず、近くのアパートを借りているとの事だった。階下へ戻った柳は、希実の親が家を出て行ったらしいことを暮林に知らせたが、程なく希実が再び店に顔を出した。君は暮林に一通の封書を差し出す。それは希実の母親宛てのもので、差出人は美和子だった。中には美和子が希実を引き取ってもいいという内容が書かれていた。消印の日付は希実が事故に遭った日だった。
翌朝、希実は学校へ出かけた。倉林は希実に売れ残りのパンを詰めてやった。その後程なくして二階から携帯電話の音が鳴り響き、暮林が見ると希実が携帯を充電したまま置いていたのだった。慌ててそれを持って希実を追いかけると、暮林は持たせたパンの袋をゴミステーションに置いていく希実の姿を見つけてしまう。
新学期を迎えた学校で、希実は2年生に進級した。しかし、1年時から自分をいじめる涼香(小島藤子)と再び同じクラスになってしまう。トイレに篭り一息吐く間もなく、隣の個室から水を浴びせられる希実。希実はずぶ濡れのまま無言で学校を後にする。暮林が店にやってくると、そこには希実が座っていた。慌てて入浴させるものの、着替えの心配などにおろおろしてしまう暮林と柳。翌日、希実の学校から店に電話が掛かってきた。保護者として生徒指導室に呼び出された暮林と柳を見て、同じく呼び出された希実は驚く。やがて涼香とその母もやってきた。涼香は負傷していた。教師はささいな事が原因での喧嘩だと告げる。おもむろに希実は頭を下げて涼香に謝罪した。すると暮林は唐突に、お腹が空いているから気が立つのだと店のパンを教師や涼香たちに配り始める。腹など空いていないと睨み付ける涼香だったが、暮林から「何が足りなくて苛立っているのか」と静かに問われ、涼香はハッとする。やがて涼香は泣き出してしまうのだった。
学校からの帰り道、喧嘩のきっかけは涼香がわざとパンの袋を踏みつけた事で希実が掴みかかったと知らされる。幼なじみだという涼香は、いつでも希実に辛く当たっていたようだったが、希実はそういう態度がより一層涼香を苦しめるのだと冷静だった。高台にやってきた三人は、踏まれて形の崩れたパンを食べ始める。パンは好きだったが、食事を用意しない代わりにパンを置いていく母が嫌だったと思い出話を語る希実は、いつしか涙を流していた。暮林と柳は改めて希実を歓迎する事を伝え、そしてわだかまり無く3人の生活が始まっていく。

「真夜中のパン屋さん」第2回は5日(日・祝)よる10時から放送。放送翌日からNHKオンデマンドで見逃し番組として配信される。


真夜中のパン屋さん|NHKプレミアムドラマ
NHKオンデマンド プレミアムドラマ真夜中のパン屋さん

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