覗き趣味、ニューハーフ…個性派過ぎる客たち!ドラマ「真夜中のパン屋さん」第3回予告と前回のあらすじ-NHK

5月12日、NHK・BSプレミアムのドラマ「真夜中のパン屋さん」は第3回「普通じゃない人々」を放送、ある日訪れた客でニューハーフのソフィア(ムロツヨシ)はブランジェの柳弘基(桐山照史)を怒らせてしまう。常連客の班目(六角精児)は秘密にしていたはずのマンウォッチングの趣味を希実(土屋太鳳)とこだま(藤野大輝)に知られてしまい、ある告白を始める。そんな中、ふとしたことから暮林(滝沢秀明)と柳の意見が対立してしまう。
[第2回あらすじ]
ある時、ブランジェールクレバヤシに一人の少年が現れ、おもむろにパンを次々に袋に入れ、頭を下げて去っていった。希実は慌てて少年を連れ戻すと、こだまと名乗るその少年は悪びれもせず希実が好きなだけ持って行っていいと言ったと嘘をつく。暮林はこだまが手にしたパンを袋に詰め、持ち帰られる代わりに希実に同伴と親にパン代を請求するように頼んだ。水野という表札の掲げられた一軒家にたどり着いた希実は、こだまの母(前田亜季)に事情を説明する。おどおどと父親が居ない事などを打ち明ける母親はこれで勘弁して欲しいと1万円を希実に押し付ける。去り際、希実はこだまが泣きながら母親に謝る声と打たれるような音を耳にした。戻った希実に、暮林はお釣りを用意して明日の夕方再び希実に届けて欲しいと頼む。程なくして常連客の班目(六角精児)が大量にパンを購入していった。これからしばらく仕事で引きこもるから買い溜めするのだという言葉に、暮林と柳はパンのデリバリーを思いつく。
翌日改めてこだまの家を訪問した希実だったが、広々とした豪邸の庭でこだまは池に入って遊んでいた。家の中には客が居て、客が居る時には入れないと告げるこだまに、希実はふと昔の異聞を思い出した。お釣りを入れた封筒をポストに入れ、希実はこだまの手を引いてブランジェリークレバヤシに戻った。暮林はこだまを風呂に入れ、ココアを振る舞いもてなすのだった。その頃、班目は路上を望遠鏡で観察しながらなにやらぶつぶつと独り言を呟いていた。おもむろに玄関のチャイムが鳴り、斑目が出るとそこには暮林が立っていた。デリバリーの宣伝をする暮林に、班目はさっそく大量の注文をするのだった。
暮林が帰宅すると、柳だけでなくこだまや希実もパン作りに参加していた。こだまは大好きな織絵ちゃんにパンを作るんだと張り切っている。4人で囲む作業代では、和やかな雰囲気でパン作りが進められていく。そしてこだまの話から、半年前に美和子から好きなだけパンを持っていっていいと言われた事がわかった。ようやく焼きあがったパンを見て、こだまは歓声を上げる。焼きたてのパンをもらったこだまは美味しさに大喜びし、希実も笑顔で舌鼓を打つのだった。パンをこだまに持たせて4人で送る時、織絵とはこだまの母である事が分かった。帰宅するとそこには「しばらくかえりません」の書置きがあったが、こだまはそれを丸めて捨て、暮林たちに心配を掛けない様に明るく振舞った。
翌日、開店準備をする柳は、パン職人になったきっかけは憧れの人がパン職人になりたいと言ったからだと希実に打ち明けた。希実はそれが美和子のことであると勘付いていた。翌日、帰宅する希実は公園で一人遊ぶこだまを見かける。こだまは笑顔で希実についてきて、再びパン作りの輪に入るのだった。
「真夜中のパン屋さん」第3回は12日(日)よる10時から放送。放送翌日からNHKオンデマンドで見逃し番組として配信される。
◇真夜中のパン屋さん|NHKプレミアムドラマ
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