柳のワケアリ元彼女が転がり込んできた?!滝沢秀明主演ドラマ「真夜中のパン屋さん」第5回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2013年05月25日23時00分ドラマ

5月26日、NHK・BSプレミアムのドラマ「真夜中のパン屋さん」は第5回「元カノの秘密」を放送、「ブランジェリークレバヤシ」に柳弘基(桐山照史)の元カノと称する由井佳乃(野村麻純)が転がり込んでくる。暮林(滝沢秀明)は佳乃が店に住むのを許し、佳乃は瞬く間に店の看板娘になったが、希実(土屋太鳳)は気に入らない。

[第4回「恋って、おいしい?」あらすじ]
ちょっとした言い争いから柳に出て行けと言ってしまった暮林だったが、足りなくなったパンに残された生地を見て暮林は一瞬困惑する。しかし気を取り直してパンを作り始める暮林に、希実は呆れるしかなかった。事実、常連客がやってきても対応することが出来ずに臨時休業とする他はなかった。朝置きだしてきた希実は、下らない痴話げんかで休業するなんて失格だと叱りつける。暮林と希実、こだま3人だけで朝食を囲んでいると、突然柳が店に入ってきた。いつもに比べ貧相な食卓を一瞥した柳は自作のおにぎりをテーブルに並べた。それぞれがおにぎりを頬張る間、柳は唐突にあと10年後だったら自分が美和子を振り向かせていたと訴え始めた。制止する希実の言葉も聞かず、滔々と美和子への愛を述べた柳は、暮林へ手を差し伸べた。そして暮林も柳の演説に感銘したかのように手を握り返し、あっけなく仲直りしてしまった。恋は素晴らしいと頷きあう男達に向かい、希実は恋愛に走った母親が子どもを捨てていくのは良いのか、恋をすれば人に迷惑をけても良いのかと疑問を呈してきた。その言葉に男性陣は口を閉ざすしかなく、希実は学校へ行くために外へ飛び出していった。暮林が追いかけて話の続きをしようとしたが、そこへソフィア(ムロツヨシ)が現れてにこやかに手を振り、希実とこだまを見送った。その後、ソフィアは意味深な笑みを浮かべて去っていく。登校中の希実はこだまに恋をするとお母さんがいなくなるのかと聞かれ、何も答えられなくなる。
程なくして、ホームレスのテント群に入るソフィアの姿があった。その中の一つにこだまの母・織絵が住んでおり、ソフィアはこだまが元気な様子を織絵に伝えた。感謝で頭を下げる織絵に、織絵を拾ったのは自分の勝手だとソフィアは微笑む。そしてソフィアは織絵のために炊き出しの食糧をもらいに行ってやるのだった。
希実が登校すると、靴箱で弓坂(竹内寿)が再度告白してきた。それを舞(朝日梨帆)に聞かれてしまいからかわれるが、突然みずき(若菜葵)が希実を応援すると言い寄ってきた。どうやらみずきは本格的に涼香(小島籐子)のグループから離れたいようだった。これまで学校では一匹狼を貫いてきた希実だけに、ここ数日の変化は調子が狂ってしまうものだった。希実が帰宅すると、暮林は希実が来てくれた事で変化が現れ、それで柳ともすんなり仲直りできたと感謝の言葉を述べた。そして暮林と柳が開店前の準備をしていると、突然激しく入口が叩かれ、班目(梨六角精児)が飛び込んできた。斑目は昨日いつも覗いている女性の部屋の灯がずっと点きっ放しで何か異変があると訴えるのだった。女性は過去にオーバードーズとなっており、それも覗き見していた事で知っていた班目の言葉に、暮林たちは慌てて女性の部屋に向かった。しかし管理人に異変があった事を告げるとなるとその経緯を聞かれる事になり、そうすれば班目が覗きをしていた事がばれてしまう…そうすれば接見禁止中の班目が警察沙汰になるかもしれないと暮林が心配するが、それでもいいと斑目は決意する。一同は女性の親戚だと偽って管理人に鍵を開けてもらうが、斑目の予想通り女性はオーバードーズで倒れていた。救急車を呼ぶと、安心した班目は去っていった。希実は思わず後を追いかけ、汗をかいた班目にハンカチを貸してやるのだった。一段落ついた後、班目はこだまと笑顔でパンを頬張りご機嫌で帰宅していった。斑目が明るい顔をしている事を暮林が指摘すると、柳は愛する女性を救えたから当然だと答える。その言葉に暮林はハッとし、柳もまた気まずい思いをするが、暮林は笑顔でその場を離れた。そして美和子の部屋に入り、暮林は深く沈みこむ。
翌日、班目は前日こだまに写真を見せてもらって知った織絵を発見し、慌てて暮林に電話する。そして自宅で監視を続けながら暮林に所在を告げると、暮林は慌てて現場に向かった。織絵は夢違観音にお参りしていた。織絵と対面した暮林が家を出た理由を聞くと、織絵は男に恋したからではなくこだまと一緒に居たくないのだと答えるのだった。それから織絵の家へ場所を移し、暮林は話を聞いた。織絵は自分が医者の娘だったが医者にはなれず看護師になったこと、職場の医師と不倫してこだまを身篭ったことをつらつらと語った。頭の良い子が欲しかっただけだった織絵は、こだまが幼稚園も小学校もお受験に失敗続きで失望してしまったという。更に自分に盗癖がある事も告白し、自分のような女はこだまの側にいてはいけないと思いこんでいた。暮林は、こだまがかつてパンを取っていったのは自分の妻の許可をもらって、好きな人に笑顔になってもらいたいから持って行っただけだと事情を話した。そしてこだまがいかに母親を愛しているかを訴え、美味しいパンは人を笑顔にするのだと締めくくった。暮林は店に戻ると、母親が家で待っているので帰るようにとこだまに声を掛けた。こだまが作るのを手伝ったチョココロネを持って帰宅すると、織絵は涙ぐみながらこだまを抱きしめた。そして出来たばかりのパンを織絵に渡すと、織絵はそれを頬張りながらすごく美味しいと微笑んだ。
その夜のブランジェリークレバヤシには、班目とソフィアが来店していた。こだまの一部始終を暮林から聞かされたソフィアは、織絵が自分の面倒をしてくれた人にとても感謝していると聞き満足そうに頷くのだった。救った女性のその後を聞かれた斑目は、女性が実家に帰ってしまったが感謝の手紙をもらったと打ち明けた。もう女性に会う事が無くなったと残念がる班目だったが、柳や希実はこれで覗き趣味も収まると安心する。それを聞きつけたソフィアは斑目が変態だと騒ぎ出し、ソフィアに言われたくないと斑目が言い返すと二人の間で押し問答が始まり、それを慌てて留めに入る暮林たちの間にも笑顔があふれていた…。

「真夜中のパン屋さん」第5回は26日(日)よる10時から放送。放送翌日からNHKオンデマンドで見逃し番組として配信される。


真夜中のパン屋さん|NHKプレミアムドラマ
NHKオンデマンド プレミアムドラマ真夜中のパン屋さん

<<2013年春・新ドラマ一覧表示>>【各話のあらすじ】


PR

★「滝沢秀明」関連商品をアマゾンで探す★