カリフォルニアプルーン協会、プルーンピューレを使った低脂質・低カロリーパンを商品開発者が動画で解説

カリフォルニアプルーン協会は、「ナチュラルローソン」で5月28日から販売の日本で初となる、プルーンピューレを油脂に置き換えて脂質とカロリーを抑えたパン「プルーンブレッド」(110円)と、「豆乳クリームあんパン(プルーン生地使用)」(125円)の商品コンセプトを開発者が紹介する動画を公開した。
同協会は、1952年に設立されたカリフォルニア産プルーンの900の生産者及び21の加工業者を代表する機関で、カリフォルニア州農務省の管轄のもとに活動。現在、カリフォルニア州は、全米の約99%、世界全体の約50%のプルーンを生産している。
プルーンピューレは、プルーンに含まれる天然成分ペクチン(食物繊維)やソルビトール(糖質)、リンゴ酸(有機酸)などの働きにより、バターやマーガリン、ショートニングなどの油脂の代わりにパンの生地に練り込むと、生地に伸展性や保水性を与え、老化しにくい、風味豊かなしっとりとモチモチした食感になる。
しかも、カロリーは、無塩バターと比較して約5分の1なので、よりヘルシーなパンや菓子に仕上げることができる。
プルーンブレッドは、プルーンピューレを使ったもっちりとした食感の食卓パン。ダイスカットしたプルーンの実も練り込んでいる。エネルギーは、181kcal。
豆乳クリームあんパン(プルーン生地使用)は、プルーンピューレを練り込んだもっちりとした生地で、豆乳クリームと北海道産あずきのつぶあんを包んだ。エネルギーは、216kcal。
YouTubeのカリフォルニアプルーン協会の公式チャンネルでは、プルーンピューレを油脂の代わりに使用したパンの開発に携わったローソンの永吉峰子が、「プルーンピューレを使うことで、通常のパンより脂質が抑えられ、健康感が訴求できると考えます。また、プルーンピューレには保水性があるので、しっとり・モチモチした食感のパンに仕上げることができました」などと語っている。
YouTube「プルーンピューレを油脂の代わりに使ったパンって、どんなパン?」