新政府軍の砲弾の中、容保との対面…大河ドラマ「八重の桜」第28回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2013年07月14日11時00分ドラマ

7月14日、NHKの大河ドラマ「八重の桜」は第28回「自慢の娘」を放送、新政府軍の砲弾が次々と城を襲う中、八重(綾瀬はるか)は着弾した弾に濡れた着物を被せて爆発を防ぐという荒業をやってのけた。それを目にした松平容保(綾野剛)は八重を陣所へ呼び出して砲弾の説明を求める。幼い頃以来の容保との謁見に八重は誇らしさと共に緊張を覚える。一方、恭順を訴え続けて孤立した西郷頼母(西田敏行)は容保の命を受け城を出ることとなる。

[第27回「包囲網を突破せよ」あらすじ]
会津では、新政府軍に日新館を奪われる前に焼き払って城に退却するという事態が起こっていた。怪我人を収容していた日新館では動けるものだけが退き、動けない重傷者は自害してしまった。その日八重は夜襲の戦列に加わり、新政府軍に痛手を加えた。しかしそれも一時しのぎでしかなく、新政府軍には新しい軍勢が続々と合流していた。
中野竹子(黒木メイサ)たち婦女子で結成した竹槍隊は、本陣から離れた越後街道にあって敵陣を突破して城へ戻りたいと家老の萱野権兵衛(柳沢慎吾)に訴えた。当初は許可しなかった萱野も、竹子の強い説得に翌日の敵陣突破を許すのだった。城内では捨て身の戦略を立てる若い藩士たちを西郷頼母は諌めるのだったが、決死の戦いに血が上る藩士たちには頼母の忠告は届かなかった。
田中土佐(佐藤B作)と神保内蔵助(津嘉山正種)の自害、白虎隊の消息不明など悲報が本陣には次々と届く一方で、城外で戦っていた会津兵たちも続々と城へ合流していた。そして竹子たち竹槍隊も砲弾が飛び交う中、敵との接近戦へなだれ込んでいく。城へ戻ったら八重に鉄砲を教えてもらおうという竹子に励まされ、女たちは果敢に新政府軍に立ち向かう。当初は女を生け捕りにしようとした新政府軍も、苛烈な抵抗に手を焼き一人、二人と倒されていく。そして竹子にも砲弾が当たり、照姫(稲盛いずみ)の名を呼びながらこの世を去った。神保雪(芦名星)は一人泉れるからはぐれ、生け捕りにされてしまう。一時は逃れるよう情けを掛けられた雪だが、雪は釈放より自決のための脇差を求めた。そして武士の妻として自刃する。
会津は裏山や火薬庫を奪われ、戦況が息詰まっているのは目に見えていた。頼母はついに容保に恭順・開城を促した。そうしなければ会津の民は根絶やしにされてしまうと危機を訴える頼母に、佐川官兵衛(中村獅童)や梶原平馬(池内博之)ら若い家老たちは意気地無しと罵った。そして容保も、城を枕に討ち死にする他無いと頼母の訴えを退ける。
重苦しい戦が続くある日、城内に春の祭り・彼岸獅子のお囃子が響く。祭囃子と共に一つの隊列が城へ向かってきた。包囲する新政府軍たちはどこの藩の軍か分からず見守るしか無く、敵かと身構えた会津藩たちもその隊列の大将が日光口を守備していた山川大蔵(玉山鉄二)たちと知り、大喜びして迎え入れる。その一方で、容保は更なる降伏を促す頼母に、城を出て萱野の軍勢へその場に留まるよう伝える事を命じた。これ以上残りの兵たちが城へ合流して被害を受けるのを防ごうという容保の意図を察した頼母だったが、そこへ大蔵入城の知らせが届き、頼母は愕然とする。城内では彼岸獅子で敵の目を欺き一兵も失わずに帰還した大蔵の奇策に大きく沸き、久々に城内にも明るい知らせとして報じられた。八重も笑顔で大蔵を迎えるのだった。

大河ドラマ「八重の桜」第28回は14日(日)総合・よる8時から、BSプレミアム・午後6時から放送。再放送は総合で毎週土曜日ひる1時5分から。予告動画は番組公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。放送翌日からNHKオンデマンドでは見逃し配信を行う。

NHK「八重の桜」番組サイト
NHKオンデマンド「八重の桜」視聴ページ
18時より見逃し配信開始(視聴価格:200円)

2013年夏ドラマ一挙紹介】>>【「八重の桜」を2倍楽しむ


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